他院で鼻中隔延長術、

シリコンプロテーゼ挿入術を

お受けになったのですが、

想像以上に鼻根~鼻背、

そして鼻尖が高く、

また鼻尖鼻翼境界の陥凹が目立ち、

笑うときに上口唇が挙がりにくく、

突っ張った感じがあるといったことで、

術後28日で当院に来院されました。

 

瘢痕は術後3週間頃より増殖し、

術後4ヶ月以降に徐々に減っていくため、

術後1ヶ月過ぎの修正は

本来待つべきです。

また術後1ヶ月頃は浮腫もあり、

鼻の形態評価はできません。

 

しかし現状の結果を

どうしても受け入れることができず、

生活に支障がある場合は例外で、

術後1ヶ月以降~術後4ヶ月未満でも

修正を行うことはあります。

ただし以下の手術に限ります。

・シリコンやゴアテックスなどの摘出

・移植軟骨の減量や摘出

・延長移植軟骨が肋軟骨や

 鼻中隔軟骨であった場合の減量

 (耳の軟骨は軟化するので困難です)

・保存軟骨や寄贈軟骨の全摘

・オステオポール摘出

・・・などです。

 

この患者様はシリコン摘出、

鼻中隔延長部の減量によって

全体を低くすることを

強く希望されたので

来院の9日後である術後37日で

修正術を行いました。

 

 

↓術前 正面

↓術後7ヵ月

鼻尖を低くすることで

鼻翼幅が広くなりました。

術前に鼻尖の高さと鼻翼幅の

関係について説明する必要があります。

 

 

 

↓術前 斜位

↓術後7ヶ月

鼻中隔延長は

延長移植軟骨の方向と長さによっては

鼻先が突出した印象になります。

また下外側鼻軟骨の形態と延長方向で

鼻尖鼻翼境界が陥凹するケースもあります。

 

 

 

↓術前 下から 

↓術後7ヶ月

鼻尖鼻翼境界の陥凹が

軽減しました。

 

 

術後37日であり、瘢痕を認めましたが、

下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)と

軟部組織との剥離は比較的容易で

鼻中隔延長の主体である

篩骨側から採取した鼻中隔軟骨を

減量することで鼻尖の高さを低くし、

鼻柱側鼻中隔軟骨に移植された

耳甲介軟骨を減量することで

笑ったときのツッパリ感は解消しました。

 

またシリコンは鼻根部の厚さは2.8㎜であり、

それ程厚いものではなかったのですが、

鼻尖と鼻背にはGapができたため

同部位には耳珠軟骨を細片化し、

移植しました。

 

鼻尖を低くすることで

鼻孔上縁が頭側に挙がり、

正面から鼻穴が見えるようになったので

下外側鼻軟骨を下方に移動させ、

延長移植軟骨に再度縫合固定した上、

鼻孔上縁の耳珠軟骨を移植しました。

 

術後7ヶ月

患者様は鼻がまだ長く感じるようです。

鼻先の突出はなくなったのですが、

鼻尖の皮下脂肪が減ったこと、

それに伴って

鼻尖鼻翼境界に影ができることで

鼻先が強調され、

そのように感じてるのかもしれません。

 

鼻尖鼻翼境界へに自家組織移植、

鼻孔縁下降術が緩和できる方法になるかもしれないと

お話しましたが、

「もう手術はしたくない」

とのことでした。

 

 

 

 

手術料金

・シリコンプロテーゼ摘出術

       176,000円(税込)

・鼻中隔延長部修正術

       550,000円(税込)

・鼻尖頭側部細片耳珠軟骨移植術

       275,000円(税込)

・鼻孔縁形成術(軟骨移植)

       330,000円(税込)

       

*別途術前検査料、診察料、

麻酔・薬剤料金がかかります。

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック

 *日本形成外科学会 美容外科教育関連施設
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医

 

日本形成外科学会専門医

 

日本形成外科学会 美容外科分野指導医


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