1年前 

海外で寄贈軟骨による

鼻中隔延長術を

受けたのですが、

手術から半年後には鼻尖が低くなり、

鼻翼幅も拡がったため、

修正希望で来院されました。

 

また鼻根から鼻背に

ゴアテックスが入っており、

太い印象になったので

同時に摘出も希望されました。

 

↓術前 斜め前から

↓術後1ヵ月

鼻尖トップを正面に引き上げることで

下垂した鼻先は改善したのですが、

下外側鼻軟骨が萎縮していたため、

鼻孔上縁は頭側に挙がりました。

 

↓延長に使われていた寄贈軟骨と自家組織

①~④は患者様の鼻中隔軟骨を含む自家組織であり、

摘出せず、温存を検討しましたが、

これらが固定されていた

フレームワークとなる鼻柱側の鼻中隔軟骨が

幅5ミリ程度しか残されておらず、不安定で、

また①~④は脆弱で

このまま鼻中隔部に残しても

鼻尖の安定は得られないと判断し、

摘出し、患者様から採取した肋軟骨で

置き換えました。

 

⑤は他人の軟骨、

いわゆる寄贈軟骨と言われるもので

病理検査を行ったところ

生存軟骨細胞が5%程度でした。

つまり移植を受けて1年経過していましたが、

他人軟骨であっても5%生きていたことになります。

 

また①~④は

肉眼的に2種類の構造をしていたため

再移植以外は念のため病理検査に提出しました。

結果は

①~③は患者様の鼻中隔軟骨で

生存軟骨細胞90%以上、

④は骨でした。

 

赤枠内が骨組織で

黄枠内が鼻中隔軟骨でした。

この患者様は鼻中隔延長のために

鼻中隔軟骨の奥の篩骨も採取されていたことになります。

 

患者様の修正再建は

肋軟骨による2方向鼻中隔延長術を

行いました。

 

1つは鼻背側の鼻中隔軟骨に固定した

Spreader graftsで、

もう一つは前鼻棘(ANS)に固定し、

鼻尖に向けたものでした。

 

鼻柱側の鼻中隔軟骨がほとんどなかったため

ANSから鼻尖への移植軟骨の固定は

安定性が得られず、

今後鼻尖が低くならないか注意が必要です。

 

引き続き経過観察の予定です。

 

 

 

手術料金

1,563,840円(税込)

*モニター料金です

*別途術前検査料と診察料がかかります。

 

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医

 

日本形成外科学会専門医

日本形成外科学会 美容外科分野指導医


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