2年6ヵ月前

当院初診の患者様です。

 

22年前に

他院でL型シリコンプロテーゼを

挿入したのですが、

徐々に鼻穴が正面から見えるようになり、

数年前より

鼻先のプロテーゼが

右にずれてきて、

鼻孔の左右差、

鼻先の皮膚の薄さが

目立ってきたそうです。

 

↓来院時

 青矢印はプロテーゼが

 皮膚を伸展している部位で、

 シリコンは右側に偏移してました。

 

患者様のご希望で

シリコンプロテーゼ摘出のみを

行いました。

 

シリコンプロテーゼ摘出から2年後、

鼻尖トップ、鼻孔上縁を

可能な限り下げる手術を行いました。

 

↓手術前 正面

↓術後3ヵ月

 

 

↓術前 斜め横から

↓術後3ヵ月

鼻尖皮膚は長い期間

プロテーゼで伸展され、

薄くなっていたため、

摘出から2年経っても

伸展性がなく、

そのため鼻孔縁を下げるのは

これが限界でした。

 

手術所見:

左右の下外側鼻軟骨は

L型プロテーゼで圧排され、

特に右側は頭側に押し上げられ、

軟骨の萎縮を認め、

皮下組織や軟骨周囲には拘縮が

ありました。

そのため鼻孔が前方に向き、

右鼻孔上縁が左側より頭側に

挙がっていたと考えられました。

 

L型シリコンプロテーゼを

長期入れてる方が、

「鼻穴が正面からみえるようになってきた」

「鼻先の皮膚が薄くなってきた」・・・と仰り、

来院されるケースは少なくありません。

 

鼻の穴が正面から見える原因は

一般的に下外側鼻軟骨の圧排、変形、萎縮が

考えれます。

 

また皮膚が長期伸展されたり、

鼻尖皮下に拘縮があった場合は、

皮膚の伸展性が乏しくなり、

鼻孔上縁を下方に移動させることが

困難になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

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