10年前に入れたプロテーゼが

今の生活環境に合わず、

抜くことを決心された患者様です。

 

L型プロテーゼを入れた頃は

鼻先も高く、

すっきりした鼻だったのですが、

徐々にUpturned nose(アップノーズ)になり、

気になっていたため、

同時に鼻尖の形成も希望されました。

 

過去の写真と

現在のUpturned noseの状態から

L型プロテーゼによって

鼻翼軟骨が変形していることが推察され、

鼻中隔軟骨に軟骨を移植し、

鼻翼軟骨の位置を高くする必要があると

判断しました。

 

そのためL型プロテーゼ摘出と同時に

鼻中隔延長術を行うことになりましたが、

太い鼻先を

細くすることもご希望されたため

鼻尖縮小術も加えことになりました。

 

この患者様は

鼻中隔軟骨が非常に小さく、

耳介軟骨や鼻中隔軟骨による

鼻中隔延長は不向きで、

また鼻尖皮膚の伸展性は乏しく、

End-to-end typeの鼻中隔延長にも

不安がありました。

 

そのため肋軟骨による

鼻中隔延長術を選択しました。

 

鼻腔内を観察すると

右側気道は狭小化しており、

術前にCT検査を行ったところ

右側下鼻甲介肥大を認め、

鼻中隔延長によって

鼻閉の出現がないよう注意が必要でした。

 

↓術前 正面

↓術後3ヵ月

Upturned noseは改善しました

 

 

↓術前 斜め左前から

↓術後3ヵ月

鼻尖をもう少し高くしたかったのですが、

鼻翼軟骨が長年の圧排で萎縮していた上、

鼻尖の皮膚の伸展性が乏しかったため

これが限界でした。

 

↓術前 斜め右前から

↓術後3ヵ月

ご希望通り、鼻尖は斜め下方に延ばすことが

できました。

 

 

↓術前 下から

↓術後3ヵ月

鼻中隔延長によって

左右の鼻翼形態を

対象にできました。

 

現在鼻閉(鼻づまり)はなく、

マスクをつけない生活を

送られています。

 

鼻中隔延長術では

鼻翼軟骨の状態、

鼻尖皮膚の伸展性が

結果に大きく反映します。

 

この患者様は

結果に満足されていますが、

鼻先の皮膚の厚い方、

鼻尖皮下に瘢痕がある場合は

延長が難しいこともあり、

術前の説明が非常に大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

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