昨年7月に

団子鼻の手術治療を希望し、

来院されました。

 

鼻尖、頬、あごにニキビ痕があり、

この1ヵ月間はニキビの発症が

なかったそうです。

 

ニキビが発症しやすい方で

まずは鼻尖形成である鼻尖縮小術を行い、

その後、半年程度あけて

鼻翼縮小術を行うことに

なりました。

 

9月に鼻尖部の手術を予定しましたが、

術前検査を行う10日前に

来院して頂いたところ、

鼻、頬に多数の

炎症を伴うニキビが発症していたため

手術を延期しました。

 

その後ニキビに対して

内服薬と塗り薬で治療を続け、

時々ニキビが発症するものの

顔全体で5ヵ所以下の

軽度のものでした。

 

↓手術2週間前に来院して頂いたところ

 鼻や頬に再び炎症性のニキビが

 複数ヵ所、発症してました。

 またニキビによって鼻全体は腫れてました。

 仕事の都合、今後の患者様の予定を考えると

 これ以上手術は延期できませんでした。

患者様には

ニキビ発症時に鼻の手術を行うと

ニキビの増悪

鼻尖部皮下の浮腫が改善しない

脂腺が増殖し皮膚が厚くなる

瘢痕増殖する

・・・・などのリスクを説明させて頂き、

手術を断念することを

お勧めしました。

 

ところが患者様は

団子鼻について長く悩んでこられたようで、

鼻尖縮小術を強く希望されました。

 

したがって

手術におけるリスクを十分理解して頂いた上

手術を行うことになりました。

 

また同日(手術2週間前)、

鼻尖部、鼻尖周囲の頬部に

ボトックスを皮下注射し、

皮脂の分泌を抑制し、

鼻尖縮小術に臨むことになりました。

 

 

 

↓手術前 正面

 炎症性のニキビは認めず、

 ボトックスの効果があったと考えられました。

 

↓術後9日目

鼻尖に2ヵ所、右鼻翼に1ヵ所の

軽度の炎症性ニキビを認めますが、

手術2週間前のような炎症ではありませんでした。

術後の浮腫も軽度で改善傾向にありました。

 

↓術後15日目

右鼻翼のニキビがやや発赤していましたが、

手術のストレスがあったものの

ニキビの増悪はありませんでした。

また腫れの改善で

鼻尖縮小の効果も実感できるようになりました。

 

現在もニキビ発症抑制のための

治療は継続しています。

 

今後もニキビの発症と

瘢痕増殖について注意し、

経過観察していく予定です。

 

またボトックスの効果があったと

判断できた場合は、

積極的に鼻翼の縮小も

検討したいと思います。

 

術前にご説明した鼻尖縮小術のリスク

①術後早期の出血、血腫

②術後早期の感染症

③鼻尖、鼻柱の偏移

④鼻孔の左右差

⑤瘢痕の増悪

①~③の合併症はありませんでした。

④は元々鼻孔に左右差があり、

術後に大きな変化はありませんでした。

⑤は現在追跡中です。

 

 

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

ホームページ

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