1月30日に紹介した患者様の

アップノーズの修正手術についてです。

 

1年前の

他院における2回の手術によって

鼻尖鼻柱部の瘢痕拘縮で

アップノーズになりました。

 

手術前の鼻唇角(鼻柱と白唇部の角度)は

90度程度だったようですが、

瘢痕が原因が拘縮を発症し、

鼻先と鼻穴が上のほうに

向いてしまいました。

 

鼻翼軟骨の変形は著しいと考えられ

瘢痕切除だけでは

アップノーズの改善は期待できないと判断し、

鼻中隔延長術を行い、

鼻尖と鼻柱を下方に向けました。

 

↓術前 左斜め前から

↓術後2週間

 

 

 

 

↓術前 右斜め前から

↓術後2週間

 

 

↓術前 横から

↓術後2週間

 

腫れは軽減しましたが、

若干浮腫は残っています。

今後瘢痕が再び増殖しないように

術後ケアが必要です。

 

鼻尖部は皮膚血行障害がでない程度に

皮下の瘢痕を減量しました。

しかし瘢痕の影響で

皮膚の伸展性は乏しく、

鼻尖の延長はこれが限界です。

 

術後2週間

患者様は

「もう少し鼻先を高くして欲しかった」と

仰ってました。

 

手術治療を行う上で、

臨床的にこれ以上無理であるといった現実、結果と

患者様の理想、希望には

時折乖離があります。

 

実際に、別の方ですが、

当院手術で「限界」をお伝えしたのですが、

理想を求めて他院で手術を受け、

鼻尖の皮膚壊死になって戻って来られる、

ということもありました。

 

初回手術とは違った意味で

修正手術は大変難しいものです。

 

術前にご説明した

修正術における鼻中隔延長術のリスク

①術後早期の出血、血腫

②術後早期の感染症

③鼻尖、鼻柱の偏移

④鼻孔の左右差

⑤鼻中隔穿孔

⑥鼻閉

⑦瘢痕

①~③、⑤の合併症はありませんでした。

④については術前に大きな左右差があり、

軽減しました。

⑥は鼻孔の拡大で軽快し、

⑦は現在注意深く追跡しています。

 

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

ホームページ

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