9月26日の紹介した患者様の

その後の経過です。

 

他院で団子鼻に対して

鼻尖縮小術と小鼻縮小術を

受けた患者様が

その後別のクリニックで

2回の修正手術をお受けになり、結局

①最後の手術で鼻孔の上を

 切られてしまい

 キズが残った

②鼻穴が小さくなった

・・・・ということで来院されました。

 

左鼻孔上に段差となった傷あとがあり、

陥没していました。

 

このキズの原因は、

・フックという器具で鼻孔を強く引っ張り、

皮膚が切れた

・メスで皮膚を切ってしまった

が考えられます。

 

鼻尖部の皮膚は

比較的厚く、伸展性に欠けます。

 

そのため

細い器具で引っ張っると

皮膚が容易に切れてしまいます。

 

メスで損傷を与えることは

ほとんどないのですが、

未熟な技術や

手術に対する慎重さに欠けていた場合は

起こり得る事象です。

 

この患者様の鼻孔は、

過度な小鼻縮小術と

鼻尖縮小のために

長軸方向に鼻翼軟骨が切られた上、

鼻柱に詰め込まれた

耳介軟骨が原因で

小さくなっていました。

 

特に執刀医によって

傷つけられた左鼻孔側は

キズの拘縮で

鼻穴が対側より小さくなっていました。

 

このブログでは

鼻孔縁のキズ痕修正の経過について

紹介させて頂き、

鼻孔の狭小化の改善については

後日報告させて頂きます。

 

 

↓術前 下から

  赤矢印が手術で受けた傷あと

  段差と凹みがありました。

↓術後3ヵ月

  術前に認めた傷あとは残っていますが、

  段差と陥凹は軽快しました。

  左鼻尖部を中心とした剥離や軟骨移植で

  術後1ヵ月に比べて瘢痕が増殖し、

  下から見ると左鼻尖部が右より

  肥大しました。

  今後は瘢痕の減少を待つ必要があります。

 

 

↓術前 斜め下から

  赤矢印 鼻孔の萎縮が目立ってました。

↓術後3ヵ月

  左鼻孔縁から頭側の鼻尖・鼻翼境界部の

  陥凹は術前に比べ改善しました。

 

術後3ヵ月は

まだ瘢痕が減らない時期です。

 

そのため患者様には

瘢痕の増殖と

それに伴う拘縮に注意して頂くため、

定期診察と指導を行っています。

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

ホームページ

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修正再建手術専門サテライト
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