7月30日に

紹介した患者様で

斜位と側面の画像を

アップできなかったので

追加で紹介致します。

 

この方は

他院で鼻中隔延長術を行ったのですが、

感染したため、

鼻尖が平坦になり、

鼻唇角(鼻柱と人中部の角度)が

開いてしまいました。

 

その後

当院で肋軟骨によって

再度鼻中隔延長を行い、

鼻根から鼻背に入っていた

ゴアテックスを細く減量しました。

 

術後鼻尖に瘢痕ができたり、

ニキビ出現によって

鼻部が大きくなったりと

患者様はいろいろ悩まれましたが、

なんとか1年3ヵ月が経ち、

ようやくここまで来ました。

 

 

 

↓修正手術前 正面

↓術後1年3ヶ月後

 

 

 

↓修正手術前 右斜め前から

↓術後1年3ヵ月

 

 

 

↓修正手術前 斜め左前から

↓術後1年3ヵ月

 

 

 

↓修正手術前の横から

↓術後1年3ヵ月

 

術後1年3ヵ月が経ち、

「待つとここまでたどり着ける」

・・・・といったケースで、

これ以上修正を希望されないで

欲しいと思っていました。

 

しかし、ご本人から、

もっと鼻を細くしたいとのお申し出があり、

延長部が不安定になるので止めたのですが、

強いご希望がありました。

 

一度壊れた鼻は、

理想の鼻にはほぼ戻りません。

しかし、このことについて、

頭で理解されても、

さらなる手術を求める方が多いです。

 

着地点を一緒に探すことが

当院の役割だと考えますが、

これが他の科にない、

美容外科の最も難しいところだと

思っています。

 

術前にご説明した鼻中隔延長術のリスク

①術後早期の出血、血腫

②術後早期の感染症

③鼻尖、鼻柱の偏移

④鼻閉(鼻づまり)

⑤鼻中隔穿孔

⑥瘢痕の増悪

①~⑤の合併症はありませんでした。

⑥は術後1年3ヵ月が経ち、落ち着きました。

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

ホームページ

http://ginza-sumirenohana.com/


修正再建手術専門サテライト
https://ginzasumirenohana.wordpress.co