通常術後の瘢痕増殖は、

手術より4ヶ月後がピークで、

その後徐々に改善します。

 

瘢痕が残らないように

そのピークを下げることが大切です。

 

鼻の修正手術では

同時に瘢痕を減量することがあり、

この場合、

術後2週間程度で

手術侵襲による腫れは改善します。

 

患者様によっては術後3~4週間以降、

再び腫れるケースがあり、

これは組織の浮腫で、

指で鼻を30秒程度抑えると凹みます。

 

浮腫は組織の還流障害によって

発症するもので

患者様から「これが瘢痕ですか?」と

質問を受けることがあります。

 

この浮腫は心配する必要はなく、

テープによる圧迫で改善します。

 

ところがこの浮腫が改善せず、

次第に鼻先が硬くなることがあります。

これが瘢痕増殖の初期です。

 

瘢痕は術後4~5週頃より

目立ち始めます。

 

この時期を放置すると

瘢痕が増殖し続けたり、

その後なかなか改善しないケースも

見られます。

 

下の画像の患者様は

4月27日にブログで

紹介したケースです。

 

2015年に他院でI型プロテーゼ挿入、

鼻尖縮小術、鼻翼縮小術を受けたのですが、

術後鼻が太くなり、

改善しないまま1年以上経ち、

当院でプロテーゼの交換、

瘢痕減量術を含む

鼻尖形成術といった修正を行いました。

 

修正術より1ヶ月後、

若干鼻尖がまるくなり、

瘢痕ができ始めました。

 

術後4ヶ月以降

鼻先のまるさが徐々に改善し、

術後5ヶ月、鼻尖は随分やわらかくなりました。

 

↓術前 正面

↓術後5ヶ月

 

 

 

↓術前 斜め左前から

↓術後5ヶ月

 

 

 

↓術前 斜め右前から

↓術後5ヶ月

 

 

 

↓術前 横から

↓術後5ヶ月

 

鼻の皮下組織の瘢痕は

場合によっては

メイクをしても硬い鼻といった

インパクトを与えます。

 

この患者様は

プロテーゼの交換、

鼻尖形成術、瘢痕減量術によって

やわらかい鼻の印象に変わりました。

 

 

 

 

 

銀座すみれの花形成クリニック
院長 横山才也

日本美容外科学会(JSAPS)専門医
日本形成外科学会専門医

ホームページ

http://ginza-sumirenohana.com/


修正再建手術専門サテライト
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