ゆとり教育
私たちはゆとりチルドレンです。
我々は未来永劫、そうやって世間にバカにされる宿命を持っています。
そうすると我々は、どうしてもゆとり教育というものを事実上制度化した政治家や、臨教審のお偉方を批判しようとします。
「ゆとり教育なんか作りやがって」
「お前らのせいで俺たちはゆとりチルドレンだと言われるんだ」
そう思うはずです。
しかし、それは大きな間違いです。
なぜなら、ゆとり教育という制度化されたものを原因として、我々の学力が落ちた訳ではないからです。
円周率が3.14であろうと、3であろうとそんなものは関係ありません。ゆとり世代の学力は、ゆとり教育の影響ではなく、下がるべくして下がったものだったのです。
それは何故か。
フィンランドという国をご存知でしょう。
フィンランドも、週休2日制、日本に比べて授業時間も大分少ないですし、ゆとり教育の真髄とも言うべき「総合的な時間」という授業も導入しています。
しかし、フィンランドの学力は落ちてはいません。OECDの国々でトップの成績を挙げています。もちろん、日本は全てにおいて下回っていますが。
日本と同様の教育システムを持ちながら、OECDでトップの学力を誇るフィンランド。
これで、日本におけるゆとり教育が、ゆとり世代に与えた学力低下を説明できないことがわかります。
確かに、
「日本には合っていない」
などの意見もあると思いますが、それでは相対的な見方が出来ません。
結局は、その国々の子供のやる気ということです。
それを、我々ゆとりチルドレンは身を持って知ったということでしょう。