【2021年4月6日】

今日からコンビニ先行でスーパードライの、フルオープンで泡が沸き立つジョッキ缶が発売されました。
各社健康志向の発泡酒をリリースするなか、中身は変わらずスーパードライのままなのに、パッケージを変えるだけで消費者に購買欲を沸き立たせようとするアサヒの戦略は素晴らしいです。
各地で早くも購入して吹きこぼれている人が続出している話題性も、狙っていた炎上商法なのでしょうか(笑)





★オフィシャルらしさを出してきたサム・クックアカウント





サム・クックのオフィシャル・アカウントが初めて見る写真を提供してくれました。

これを待っていたんです(笑)

オフィシャルにはオフィシャルにしかできないこういう資料を提供して欲しかったんです。

この時のライブをアーカイブで調べてみました。

February 21, 1958 Memorial Auditorium, Raleigh, NC (with Thurston Harris and The Sharps, The Silhouettes, Ernie Freeman, The Drifters, The Casuals & The Dubs)

1958年2月21日 ノースカロライナ州ローリー、メモリアル・オーディトリアム(共演:サーストン・ハリス・アンド・ザ・シャープス、ザ・シルエットズ、アーニー・フリーマン、ザ・ドリフターズ、ザ・カジュアルズ&ザ・ダブズ

58年にローリーに訪れていたのは2月21日だったのですね。
多分この時のライブで間違いないでしょう。

因みにローリーのメモリアル・オーディトリアムはこんな立派な建物です。


サムのバックステージの写真に一緒に写り込んでいるのは、バンドメンバーでも友人でも観客でもなく、どうやら取材に来て疲れ果てた様子のメディアのカメラマンのようですね(笑)

この頃のメディアの取材の注目は、サム・クックがゴスペルの世界から世俗の世界にやってきた時の軋轢についてでした。

現に非公式に行われようとしていたQC再結成の為にクレデル・コープランドに会いに行った時には、QCのメンバーは世俗の音楽に対して厳しい態度で挑んでいたせいもあって、誰もポップを歌うサムの姿を見ていなかったようです。

彼らに何も言わなかったサムも、そのことはある意味で気にはなっていました。

今回の写真が撮られていた頃に、サムはANP通信の記者にこう語っています。

「私は変わっていない、私はサムのままだ」

「ゴスペルからポップスへの移行は簡単だった。最初にポップスを歌い始めたときは、以前の仲間やファンの反応が気になった。しかし、彼らは私を受け入れてくれた。彼らが最前列に座っているのを見たんだ。私がソウル・スターラーズをやっていたときと同じようにね」

新しい環境や方向に向かう時、周囲の反応が気になることは誰しもあると思います。

それでもどこかでそれを応援してくれる人がいるものです。

大丈夫、パーティーを続けましょう。





【過去関連記事】

今回の日記とは関係のない、フランキー&デイモンズ(Frankie and The Damons)を紹介した時の記事に、サムが写真を撮られた今回のローリー・メモリアル・オーディトリアムのステージが見れます。