感動の道議会質疑

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皆さんこんにちは^^
ご訪問ありがとうございます。

北海道では国内に先駆けて、産業大麻の取り組みが始まる兆しです。
北に故郷をもつ私としては、札幌で15日に行われる大麻(おおま)フォーラムに
飛んで行きたい気持ちです。

大麻というと、麻薬とかマリファナとか、薬物というイメージがありますが、
大麻には種類がありまして、マリファナと産業用大麻は別のものです。

大麻草でも麻薬と言われる成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)含有量が
0,25%以下である産業用大麻は、麻薬としての効果がなく、葉っぱを吸ったからといって
気分がハイになるようなものではない大麻のことです。

 

この産業用大麻は多くの資源材料として、鉱物の石油に勝る有用性があることが、
多くの資料にも記されています。
私も麻に関する大切な情報を何回も書かせていただいていますので、詳しくは以下をご覧ください。

麻1  http://ameblo.jp/clearmk/entry-11487267613.html

麻2  http://ameblo.jp/clearmk/entry-11492866000.html

麻3  http://ameblo.jp/clearmk/entry-11496430055.html

麻4  http://ameblo.jp/clearmk/entry-11503880096.html

化学繊維の衣類も、プラスチックの建築材料や生活用品も、ガソリンもと、多くの物は
石油を原料として造られるものに、世の中は溢れています。

古来から日本の文化と産業を支えてきた麻が、なぜ今は
石油製品にとって代わってしまったのでしょう。




1900年代の初頭に、石油資源を中心に経済を発展させよう、という政治的な考え方の中で、
大麻産業のような循環 産業が、石油化学産業の推進の流れには不必要だと理解され、
大麻を始めとした多くの天然循環資源が世界的に規制され、
衰退していったという歴史的な背景があるのです。

しかし最近の環境破壊という現状により、半世紀以上の封印の末、
古来からの天然循環資源である大麻が見直され始めてきたのです。

この動きは世界の国々でも始まっており、南米ウルグアイでは10日の議会で、
大麻の栽培や売買を認める法案が可決されて、来年にも大麻の栽培から売買、使用までが
合法化されることになりました。
麻薬組織の資金源を絶ち、犯罪を防止するためとして、政府の管理下におかれるそうです。


今年北海道で、大麻解禁活動が積極的になってきたのには、
今年3月15日の北海道議会の予算特別委員会第3分科会において、大麻産業に関する質疑があり、
その中で現役の道議会議員,加藤礼一議員(現在議長)の発言が大きな反響となったようです。

その詳細の一部が天下泰平さんのブログでご紹介されていますので
こちらでもご紹介させていただきます。



天下泰平さんより引用

今年3月15日の道議会の予算特別委員会という中で、現役の道議会議員の加藤礼一さんが

「北海道農業を取り巻く環境の中で、産業用大麻の開発が、もしかすると、
北海道農業の新成長戦略の一つになり得るかもしれない、
また、ひょっとすると、北海道農業の救世主となるかもしれない」


と、他の議員もビックリ仰天の質問を農政部にしたことから始まり、
そして質問する方もする方ですが、これに答える農政部も

「産業用大麻の作物としての可能性について、外部の有識者の方々も交えまして、
情報交換や議論をする場の設置を検討してまいりたいと考えております」


という意外にも前向きな回答をしたが故に、驚くことに本当に半年も経たずに
同年8月に検討会が発足されたのです。

この道議会の質疑応答の詳細は、会議録して公式に残されておりますので、
是非とも加藤議員の議員とは思えないほど、勇気のある質問の詳細をご一読頂けたらと思います。


加藤礼一議員

3月15日の予算特別委員会第3分科会 - 北海道議会

以下その議会内容から

○加藤礼一委員 
おはようございます。久しぶりに質問をさせていただきたいと思います。
 きょう、私は、産業用大麻について、何点かお尋ねをいたしたいと思います。

 大麻といいますと、やはり、マリファナあるいは麻薬ということを連想されると思うのです。私もそうだったのですけれども、実は、大麻、麻というのは、英語ではヘンプ、
ドイツ語ではハンフ、中国では漢麻と呼んでおるのです。

 日本でも、古代から非常に多く生産をされてきた作物であります。
主に、繊維だとか食品としてつくられておりまして、日本は米と麻の国だ
というふうにも言われてきておったわけであります。
麻袋だとか、七味唐辛子の中に麻の実というものが入っていますが、
そういうことを連想していただければ、わかりやすいと思うのです。

 実は、世界史的にも、こんな話があります。
大麻がなかったら、あのマゼランの世界一周はなし得なかったというものであります。
帆船に使った帆、ロープ、船員の服、麻の紙でつくった航海日誌、あるいは麻油での明かり、
食品、そういうものなど、この船には麻が60トンも使われていたことから、
こういうふうにも言われているわけであります。

 また、ナポレオンがロシアに進出していったのも、ハンフの繊維の確保が目的だったという説もあります。
 さらに、印刷技術が生まれて、聖書が一般に広がったのも、麻の紙があったからだ
というふうに言われているところでもあります。

 ところが、日本では、戦後になって、確かに、繊維が石油製品にどんどんかわった
ということもありましたけれども、GHQのもとで、1948年に大麻取締法が発令されまして、
大麻の栽培が激減していったという歴史があります。

 もともと、日本では、大麻をたばこのように吸うという習慣はありませんでしたけれども、
外国人が吸ったり持ち出したりする危険があるという理由で、
大麻取締法ができたとも実は言われております。

 1950年当時、日本の大麻農家は2万5118人おりまして、その耕作面積は実に4029ヘクタール
あったと言われておりますけれども、現在では、研究用として、栃木県あるいは長野県に、
わずか5ヘクタールほど残っているという状況であります。

 しかし、大麻取締法は、栽培を全面的に禁止しているわけではありません。
大麻が、当時の日本人の生活に不可欠な農産物であったということから、
この栽培については、都道府県知事の許可制となっております。

大麻の種子や茎の繊維の利用は可能であるというふうに言われて、現在に至っております。
そこでまず、戦前から現在に至るまでの、北海道の大麻栽培の歴史と現状について、認識をお伺いいたします。

○佐々木俊雄委員長 農産振興課長今井聡裕君。

○今井農産振興課長 
道内における産業用大麻の栽培状況についてでございますが、道内においては、
明治の開拓期から戦前にかけまして、ロープや漁網、あるいは軍服などの原料といたしまして、
大麻が栽培されておりましたが、
化学繊維の普及ですとか大麻取締法の規制などにより、激減いたしまして、
現在では、産業用としての大麻の栽培は行われておりません。

こうした中で、平成18年から、北見市を事務局として、民間企業や試験研究機関が参画いたします
産業クラスター研究会オホーツクの麻プロジェクトの一環といたしまして、
北見市内で小規模な試験栽培が行われているものと承知いたしております。以上でございます。

○加藤礼一委員 
同じ大麻草でも、いわゆる麻薬というふうに言われる成分であります
THC――テトラヒドロカンナビノールとか、CBO――カンナビジオールという成分量によって、
マリファナと、産業用大麻――インダストリアルヘンプというふうに
言われておりますけれども、それは区別されているということであります。

 それで、質問をしていきたいのは、産業用大麻のことでありまして、
THC含有量が0.25%以下という、いわゆる麻薬としての効果がなく、
葉っぱを吸ったからといって気分がハイになるようなものではない大麻のことでございます。

 知事の認可という点につきましては、所管が保健福祉部でございますので、
きょうは質問いたしませんけれども、平成17年から4年間、北見農業試験場において、
産業用大麻の試験栽培をされておりますけれども、試験研究の目的とその内容について伺います。

○佐々木俊雄委員長 技術普及課長三津橋真一君。

○三津橋技術普及課長 
産業用大麻の試験栽培についてでございますが、
この試験は、地下水汚染の防止あるいは改善に向けまして、タマネギの連作畑や野菜専用畑のように、
硝酸性窒素が土壌の深くまで蓄積された圃場で、産業用大麻など、
根の深い作物が硝酸性窒素を吸収する浄化能力を調査するために実施されたものでございます。

 試験は、ソバや飼料用トウモロコシでも実施されておりまして、
窒素の吸収量につきましては、産業用大麻が最も多いという結果になっております。以上でございます。

○加藤礼一委員 
平成19年に、道は、産業クラスター研究会オホーツクに対して、
産業用大麻の栽培特区の認定を出しておりますけれども、
この特区にかかわっての農政部の対応と、その後の検討内容について伺います。

 さらに、特区認定を与えたわけでありますけれども、
栽培許可基準のハードルが非常に高く、厳しいという中にあって、
非常に限定された特区になっているように思いますけれども、見解をあわせてお伺いいたします。

○今井農産振興課長 
北見市の産業用大麻栽培特区についてでございますが、
北見市から申請のありました産業用大麻栽培特区は、産業用大麻の栽培体制の検討を内容として
おりまして、平成20年8月に、道の独自施策であります北海道チャレンジパートナー特区の
一つとして、道が認定したものでございます。

 農政部では、この特区の提案を受けて設立されました、北見市と道の関係部局で
構成されるプロジェクトチームに参画いたしまして、
品種改良の可能性についての見解を示すなどしてまいりましたが、
このプロジェクトチームでは、平成23年5月に、それまでの検討の結果として、
栽培免許の取り扱いなど、なお時間を要する解決すべき課題が多くあることから、

道として、直ちにできる取り組みも極めて限られており、また、大麻栽培を取り巻く環境が
大きく変化する状況ではないとの報告がまとめられたところでございます。

 このように、産業用大麻の栽培が厳しく制限されている中にありまして、
道と地元・北見市とで検討を進めましたことは、意義があったものと考えております。以上でございます。

○加藤礼一委員 
産業用大麻は、北海道の畑作物として、どういう可能性があるのだろうかということについて、認識を伺いたいと思います。

○佐々木俊雄委員長 食の安全推進局長土屋俊亮君。

○土屋食の安全推進局長 
産業用大麻の有用性についてでございますけれども、
産業用大麻は、委員が御紹介されましたように、穀物としての麻の実や、
食用油などの食用のほかに、麻の織物などの繊維、さらには、住宅用建材などの
工業製品原料など、多様な用途に利用できるとされてございます。

 また、生育が早くて乾物収量も多いことから、土壌の浄化作物やバイオマス資源としても
期待できるなど、栽培条件が整った場合には、
有用な畑作物となる可能性があるものというふうに考えてございます。以上でございます。

○加藤礼一委員 
実は、先月、中国の北京で、第3回アジア大麻国際会議というのが開催されました。
この中で、各国の産業用大麻の研究状況が報告されたわけでありますけれども、

韓国では、研究と産業化に向けて、大幅な政府予算がついたこと、
中国では、2006年から、軍用目的での研究開発が進んでいて、

中国人民解放軍へは、漢麻でつくった靴下を毎年200万足供給しているということ、
あるいは、5年間で栽培面積を今の10倍の3万ヘクタールにする、
投資額も300億円を予定しているということが報告されました。

 さらに、北朝鮮でも、韓国との南北経済交流プロジェクトの第1号の事業として、
平壌に大麻の紡績工場ができたことなどが報告されたところであります。

 また、ヤンガーグループという、従業員が6万人ぐらいいる、中国アパレル業界で
第1位の企業でありますが、これが産業用大麻の分野に進出してきまして、
医療の分野でありますけれども、麻製品の開発、生産を始めたそうです。

そして、5000ヘクタールの麻畑をつくりましたが、
これを2020年には50万ヘクタールに拡大する計画ということでございます。

 アジアの国々だけでなくて、産業用大麻の研究開発というのは、実は、世界じゅうで進んでおります。
ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツでは、
自動車の内装材としての利用、また、大麻プラスチックを使用した、
燃費のいい軽量な車体ボディーの研究開発をしているということも報告されております。

 ほかにも、ガラス繊維にかわる住宅用断熱材、あるいはエネルギー作物としての研究、
大麻の種子油――ヘンプオイルの製造や、化粧品オイルとしての開発などが進んでおります。
カナダでは、食品で11億円、化粧品で33億円の産業となっております。
 
北海道でも、オホーツク特区の方々を中心に、車の燃料として、ヘンプオイルを使った
ヘンプカープロジェクト――これはカナダから輸入したものでありますけれども、燃料として入れて、
道内で4000キロメートルを走る実験もいたしております。

そのときの燃費は、1リットル当たり7キロメートルということでございましたけれども、農産物としてだけでなく、建築材やプラスチック、あるいは化粧品、自動車燃料など、自然エネルギーとしての可能性も見えてきています。

 昨日も、いろいろ質問を聞かせていただいておりましたけれども、
荒廃した農地や所有者不明の農地の質問を佐藤(禎)議員がされておりましたし、
次世代農業のあり方については、村木議員が質問されておりました。
また、先ほども、中司議員から、TPPや多角化の質問もございました。

 北海道農業を取り巻く環境の中で、産業用大麻の開発が、もしかすると、
北海道農業の新成長戦略の一つになり得るかもしれない、また、ひょっとすると、
北海道農業の救世主となるかもしれないというふうに私は思っているところであります。

 確かに、野生大麻の群生についての悩みが多い北海道でありますから、
規制が厳しくなることも理解はできるのでありますけれども、
栽培の許可権限は知事にあるわけでありますから、
北海道の農業戦略というふうに知事が判断すれば、おのずと規制の扉も開かれてくるもの
というふうに思います。

 そのためにも、せっかくの成長の芽をつぶさないように、農政部が主体となって、
いろいろリードしていただきたいというふうに思っているわけであります。

 そこで、さまざまな分野の外部の有識者の方々をメンバーにして、
産業用大麻の可能性や大麻産業振興について議論する検討会的なものを、ぜひとも、
農政部主導で設置していただきたいと思いますけれども、農政部長の決意を伺います。

○佐々木俊雄委員長 農政部長羽貝敏彦君。

○羽貝農政部長 
産業用大麻についてでございますが、産業用大麻の生産を進めていくためには、
昨年度に取りまとめられました、プロジェクトチームによる検討結果で示されていますように、

大麻取締法によりまして、所有、栽培、譲渡などが厳しく制限されていることや、
大麻に対する道民世論を踏まえる必要があることなど、
課題がある一方で、先ほど局長のほうからお答えしましたとおり、
作物として有用な価値があると承知をしております。

 こうしたことから、農政部といたしましては 関係部局とも連携をしながら、
産業用大麻の作物としての可能性について、外部の有識者の方々も交えまして、
情報交換や議論をする場の設置を検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

○加藤礼一委員 
産業用大麻について、製品として2万5000種類の生産が可能であると言う人もいますし、
その波及効果は10兆円から20兆円になるだろうというふうに言っている方もおります。

 早急に検討会を立ち上げていただいて、ぜひ、議論できる環境を整えて、
前向きに可能性を追求していただきたいと申し上げて、私の質問を終わります。
ありがとうございました。(転載終了)

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ブログ天下泰平の滝沢さんは以下のように付け加えています。

今の“大麻解禁”に向けての動きは、昔の一部の大麻ファン、いわゆるヒッピーのような
人達が解禁活動をしていたのとは異なり、政治家や芸術家、一般の主婦の人々を含めて、
様々な立場の人達が、それぞれの視点から見た大麻の必要性の訴えかけや
解禁に向けての活動を始めています。

この流れは、日本においては恐らくは来年2014年頃にはある一定の臨界点に達し、
全面解禁はまだしも、今後の大麻解禁に向けての希望の光となる出来事が動き出すと思います。



この質疑を読ませていただいて、胸が震えこみあげてくるものがありました。
私は何か、麻に関することで過去に関わっていたような気がしています。

この頃の日常を見ても、麻にまつわることで次々と人間関係が広がっていきますし、
人知を超えた力が加わって、私を導いて下さっていることを感ぜずにはいられません。

今後もこの場では、こうした情報を大切に思う方々と共有していきたいと考えていますm(_ _ )m








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