歯科クリニック様の院内には、
〝清掃〟が行き届かなくて
「気にはなっているんですが・・・」
と言う部分が数か所。
指摘させて頂いて初めて気付かれる事もあります。
そこがその医院のクレンリネスの盲点になっています。
それがわかった場合、
ではどうすればその後、
継続的にきれいにしておけるようになるのか・・・・。
シンプルな方法を提案します。
【カップホルダーの汚れが対象の場合】
==例==
6月 第1~2週 カップホルダー集中週間
いつものお掃除時間を延長し、カップホルダーの清掃を入れます。
この期間、カップホルダーを
『クレンリネス集中エリア』とし、
スタッフの皆さんで取り組むようにします。
『クレンリネス集中エリア』とは、
“ここだけは、必ず、徹底してやります。”
という部分です。
『クレンリネス集中エリア』と言う名前は、
皆さんが言いやすい名前にして下さい。
HACCP的な言い方をすると〝重要管理点〟となりますが、
カタイですね^^。
作業方法と、作業時間(1日5分延長で始める)と、確認方法を決めて
始めましょう。
そして『カップホルダークレンリネス強化』の2週間を終えます。
その頃にはカップホルダーのクレンリネスは、
片手間でできるぐらいになっています。
そしたら次の2週間は、
『シンク集中週間』
に入ります。
シンク集中週間は、カップホルダーの事は忘れて構いません。
そして、『シンク集中週間』の2週間が終わります。
そうすると、次は
『ユニット新品 Reborn週間!』(テンション上がりますか^^)
と続けて行きましょう!!
特に、こんな所の確認から始めてくださいね!
このように続けて行くと、
当たり前ですが、次々と院内にきれいな場所が
生まれて来ます。
大事な事は、
1、時間をかけない事
2、理屈のわかる洗剤、ツールを使う事
これに関しては、『院内クレンリネス講座』や
それに続くフォローの中で
誰にでもわかって頂けるように、ご説明しています!!
「いいと言われる物を、言われるままに買って使う」
このような事はおススメできません。
買うとしても、大事な事は
その洗剤が
どんな成分で、どのような作用をし、
どんな汚れに何故効果があるのか
これを理解して使ってください!
でないと、その製品がもしなくなった(廃番)時に
振り出しに戻ってしまいます。
そういう事態を心配しなくてもいいように、
私はシンプルな物を使う事をお勧めしています。
シンプルな物は、理屈がわかるので、
応用も利きます。
その辺は、医院様の方向性によっても違いますので、
その都度お話し合いをしながら、
最適な形を作って行っています。
こうしてきれいな場所を生み出し、増やして行くだけではありません。
この方法には、想像しなかった効果があるのです。
その事は、また次回!!