ブラヴォー!オーケストラ、ガルシア・ガルシア 情熱のグリーグと題して、東京フィル第994回サントリー定期シリーズ、東京フィル特別客演指揮者プレトニョフによる北欧のもの、2021年のショパン・コンクール3位のマルティン・ガルシア・ガルシアとのもの、シベリウスのカレリア組曲、劇音楽から3曲のもの、シベリウスのうねりではなく、軽やかな要素で、この曲のFMライヴは珍しいが、プレトニョフ、東京フィルとはロシア音楽メイン、ロシアのウクライナ侵攻直後にはスメタナのわが祖国を指揮、北欧のもので意味のあるものをやってくれた。グリーグのピアノ協奏曲、ガルシア・ガルシアとのもの、この曲は北欧より、ゲルマンの要素、シューマンのピアノ協奏曲の後継者、第1楽章、ドラマティック、ドイツのロマン派の世界をやってくれて、第2楽章、静かなパッションで見事、第3楽章、壮大な世界でとても良かった。オケのアンコール、シベリウスのかわいらしい組曲からポルカ、初めてエアチェックの曲、意味のあるアンコールであった。