『びゅんびゅんごまがまわったら』
宮川ひろ 作
林 明子 絵
童心社 発行
今日は緊急事態宣言もあけて、
晴れて、久々の学校での読み聞かせでした。
読み聞かせボランティア一同、まだかまだかと心待ちにしていた今日でした。
私は我が子たちのいる、5,6年担当。
6年生が最近、びゅんびゅんごまを制作したことを知っているので、
迷わずこの一冊。
林明子さんの絵が素晴らしいですね。
校長先生、もしかして実在されたモデルがいらっしゃるのかもしれませんが、
先生の髪の毛が、こういう感じじゃなくっちゃもうしっくりこない!と思えるほど、
人柄と風貌がかみ合いすぎています。
先生も面白いけれど、
ここに登場するこどもたちの気概にも心を打たれます。
双方の相乗効果を感じるのですが、
こういう景色を見ることが、どんどんできなくなっているように感じるので、
秀逸な作品だとほれぼれすると同時に、
危機感も感じます・・・
読み終わった後、一人の6年生が何となしに、近づいてきてくれたので、
「びゅんびゅんごま、まわせた?」と聴いたら、
「まわせるんだけど、
音が鳴らないんだよなぁー勢いがつかなくって」と言っていました・・・
また練習してみるかな??