少し前の話。JAL工場見学のため、SKY MUSEUMへ行ってきた。その前にいったん第2ターミナルで飛行機を見学。テンションを上げてから工場見学へ向かうことにした。
 え?第2はANAだから、JALの工場見学行くなら第1だろ!って?行くときはどっちがどっちか覚えてないんだよなぁ。

鬼滅の刃ラッピング

そろそろ行こうか、、と話していると、この飛行機が目に入った。

おい、政府専用機だよ

 政府専用機の旅立ちを見守ると工場見学開始ギリギリの時間。急いでモノレールで整備場駅へ、地上に出るとSKY MUSEUMへはすぐだった。
 少し遅れてもいいようにだろう、最初はSKY MUSEUMの見学だ。ギリギリに着いたのであまり見れないまま、教室のようなところに入ってJALや整備場や飛行機の説明を受けた。その後、改めてSKY MUSEUMの見学ができたが、説明前の時間も含めてちょうど、といったところだった。予約がとれた人は、早めに行ったほうがいいだろう。

SKY MUSEUM

SKY MUSEUMのコンテンツは
・飛行場に関わる仕事の紹介
・歴代のJAL制服
・歴代のJAL採用機
・JALの年表
・未来のナントカ
・コクピット体験
・客席、ビジネスクラスシート
・制服体験&写真撮影
・政府専用機展示
・売店(空港より安いらしい)
といったところだった。
また、教室での話としては
・SKY MUSEUMの見どころ、注意点
・格納庫見学の7つのポイント
があったが、テンポが早すぎて子供にはついていけないようだった。JALは羽田空港に2つの格納庫を持っており、M1格納庫は4機格納の車検のような長期間の点検用、M2格納庫は6機格納の日常点検用ということだった。
 何度も来ているようなマニアも何人かいて、係員の問いかけなどにバンバン答えていき、係員と笑いあい、他の人は置いていかれる そんな空気があった。

M1格納庫ではJALでのエアバス機(A350)導入1号機の初の長期点検中とのこと。M1と呼ばず第一格納庫って呼んでたような

M2では787と737が整備中。普段より少なかったそうだ。

 写真にはないが、M2にはボーイング787とエアバスA350のエンジンが裸で並べて置いてあった。A350のエンジンは静音化のため通常低圧高圧の2軸構成のところ、3軸構成になっているそうだ。787のエンジンはエンジンカウルの形状をギザギザにすることで静音化しているという。
 それだけ聞くとエアバス馬鹿みたいじゃん。

 それと、787の翼は「羽ばたく」と言われるほどしなるそうで、787に乗ったとき、えげつなくしなる翼が折れるのではないかとめちゃくちゃ怖かった、あれは気のせいではなかったようだ。
 整備場まで入ってみると、思ったより自分が飛行機そのものに興味がないことに気づいた。案内の人にいくらでも質問できるが、なにも思いつかない。まぁでも、非日常の空間で、テーマパークにでも来たような気分になるね。

 遅い昼食がてら第三ターミナルへ。食事目的で行くとあそこは酷いところだ。ピーク時間は外しているのに、食事スペースが狭く行列に継ぐ行列で、座るところも少ないからテイクアウトでも食べるところがない。ようやくモスバーガーに座席を見つけ食事をしたあと、展望デッキで海外の航空会社を眺めていると、さっきまでいたJALの格納庫が遠望できた。
 モスでお腹いっぱいの子どもたちに頼み込んで、以前来たときにも行きたかったが時間がなかったプラネタリウムカフェ「Starry Cafe」に行き、羽田空港を満喫した1日になった。

満席だったが10分くらいの待ち時間で入れた

カフェの真ん中にプラネタリウムがあるが、5分おきくらいで映像番組が変わっていき、30分に1回?くらい5分程度のプラネタリウムが見られる。

 映像作品は面白いものもあり楽しんでいるとプラネタリウムが始まったが、淡い星空は煌々と灯ったテーブルランプにかき消されていた。ランプは触ると消えるのだが、中央のテーブルの人は気づかないようだった。そんなに明るくては何も見えないだろうに、そんなに中央では機材が邪魔で見えないだろうに、亀のように首を伸ばして天井を見つめていた。注意書きにはプラネタリウム時には暗くして食事も提供しないとあったが、なんの意味もない。中央から少し離れた我々はかろうじて明るい星だけが見えており、子どもたちに季節の星の解説くらいはできたが、次の回まで30分も待てないし、待ったところで知れているので帰った。
 そうそう、StarryCafeは子供にはむいていないので注意。食べ物も大人向けしかないし、飲み物に至っては飲めそうなものは「ブラッディオレンジジュース」。これも苦くて飲めないということだった。スイーツは食べられたようだが。。