2017シーズンMTB XCレースバイク 使用パーツ 1 | マルケンのブログ

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ちょっとマニアックなインプレとレースレポート?

立春が過ぎましたが、まだまだ寒さは続きますね~。
最近は春先に向けて自転車を見に来られるお客様が少しづつですがご来店されてます。
3月、4月はこちらも作業が滞ることがありますので、今がチャンスかもしれませんね~。
自分も普段はなかなか自身のバイクの面倒を見ることができませんが、今時期がチャンス。
というわけで、2017シーズン新たに使用するXCレースバイクのパーツも徐々に集まってきましたよ。
まずは走りの要となるホイール。
前のcannondaleと同様今回も手組。
というのも、今年新たに使用するKONA HEIHEI RACE DL、ホイールのエンド規格が最近出てきたBoostという規格なんです。従来の142㎜×12㎜よりも広い148㎜×12㎜。
これによってよりホイールの横剛性を強くしていこうというもの。あと、27.5×2.8~3.0のセミファットタイヤにも対応できるようにということみたいです。
なにせ出てきたばかりの規格。ホイールメーカーも対応商品を出してきてますが、入荷がまだまだだったり。価格と性能のバランスだったり。なかなか納得のいくものがないんですね。
※高望みとも言う(笑)
MTBの場合、ROADに比べて手組ホイールがいまだに支持されてるのはそんな経緯があるからかもしれませんね。
で、今回ホイールで使用したのが、こちら
リム・・・STANS CREST MK3
スポーク・・・Pillar PST14
ニップル・・・Pillar PT734
ハブ・・・Fireeye FH15110(フロント) RH12148(リア)
フリーボディ・・・Fireeye RH XX1フリーkit
リムはXCライダーでは定番のSTANS。CRESTはアルミリムながら365gという軽量っぷり。
リムの幅も広くなって最近のトレンドにのっかてます。
今回スポークはこだわりました。普段であればSAPIM CX-RAYを選びますが、より軽さと、しなやかさを求めてPillarのチタンスポークPST14。
上の画像を見てもわかる通り非常にしなやか。固いスポークは反応が良くなる半面、折れやすかったりします。特にオフロードを走る場合は。
チタンは初めてですが、耐久性も含めて楽しみです。色もシルバーとは違う独特な色合い。
 ハブはFireeyeのFH15110、RH12148。Boost対応のハブが少ない中、そこそこの軽さ、SRAMのXDドライバーにも対応できる多様性、なにより適正な価格。(まだまだ高級ハブしかないんですよ)回転もENDURO製のベアリングを使用とのことなので、問題ないでしょう!
それらを組上げて・・・・
チューブレステープにチューブレスバルブを付けて、完成!
気になる重量は、フロント・・690g リア・・770g 合計1460gとなりました!!
いや、充分過ぎるでしょう!!市場に出回ってる決戦ホイールの中に入れても間違いなく軽量な部類に入ります。というより自分史上最軽量ですね。
気になる価格は・・・
STANS  CREST MK3 ¥10800(税込)×2
Fireeye   FH15110 ¥12500(税込)
       RH12148 ¥18000(税込)
Pillar    PST14(10本入り) ¥6000(税込)×7
       PT734(38個入り) ¥1300(税込)×2
Formosa アルミチューブレスバルブ ¥2500(税込)
IS9    チューブレステープ(1台分) ¥500(税込)×2 
※お店での量り売りです。
今回はSRAM用のXX-1フリーボディを使用してるので¥7000(税込)も追加になります。
それに組工賃ですね。工賃につきましてはお問い合わせください。
※価格も入荷のタイミングで異なることがあります。
パーツ代のみ¥100200(税込)って普通に考えたら高いんですけど、じゃあ同じぐらいの重量でって考えた時にメーカー完組ホイール、ないんですよ。
もちろん、今回のホイールよりも軽いのは存在します。でも、カーボンリムだったり、チューブラーホイールだったり。金額もドンと高くなっちゃうんですよ。
でも手組の場合、良いことばかりでもありません。
メンテナンスなんかはメーカー完組よりもマメにしなくてはいけませんし、組手によってその性能にばらつきが出てきます。でもオリジナリティーだったり、メーカーが出してない種類のホイールが作成できるのが強み。
この先暖かくなってイベントや、レースが多くなってきます。
他とは違うホイール、作製してみませんか?