バスクの香りとカルトナージュに囲まれて

バスクの香りとカルトナージュに囲まれて

バスクの香りとカルトナージュに囲まれて。
どこに居ても大好きなバスクの香りを感じながら過ごすことを大切にしながら、夫の仕事に伴い様々な地で生活。
大好きなフランスバスク,スペインのテイストを表現するカルトナージュ作家としても活動しています。



ブログ "バスクの香りとカルトナージュに囲まれて"にご訪問頂き、ありがとうございます。


夫の仕事に伴い様々な地で様々な異文化に触れる生活を送っています。現在はオランダのアムステルフェーン在住です。


フランスとスペインにまたがるバスク地方は夫が住んで大好きになった場所で、結婚後自分も大好きになりました。今では二人でホッと落ち着けるなくてはならない大切な大切な場所になりました。


結婚後、ATELiER de la CLAiRクレールを立ち上げ(東京にて)、その数年後アメリカに拠点を移し,5年のアメリカ生活を過ごしました。


その後、久しぶりの日本帰国となりましたが、東京には戻らず仙台での1年半足らずの短期転勤生活を送ることに。この時すっぽりとはまるかのように3.11の震災に遭うことになります。


そして...震災の復旧半ばでその次は中国蘇州での生活を5年過ごすことになりました。中国では努力もしましたが残念ながら自分には肌に合わず、反面教師にして次の糧にするという貴重な時間を経験しました。


そして...昨年2017年の2月から拠点が欧州での生活に移りました。欧州でやりたいことなどいろいろあるので、また一歩一歩、マイペースで前へ進んで行きたいと思っています。


ここオランダでの生活にも慣れ、毎日穏やかに過ごしています。オランダはどこに行ってもカナルのあるのどかな風景が広がり、(今住んでいるアムステルフェーンでもそうですが)まるで町丸ごとが公園♪ 夫婦二人で元気にウォーキングが日課になっています。


そして...バスクも近くなったので、夫婦二人で大好きなバスクで過ごす時間も大切にしています。バスクにいるといつの間にか人々や雰囲気の素朴さと温かさに包まれます。私たちが特に好きなフランスのバスクは何でもない小さな一つ一つのことが可愛らしく感じられて心が癒され...他にはなんにもいらないと思う瞬間が...何度となく。



そんなバスクのこと、そして自分にとって生涯共に生きていく同志のような存在となったカルトナージュのことを、これからも発信していきたいと思っています。

"自分にできることから自分にしかできないこと"をカルトナージュを通して"形"にしていきたいと思っています。



いつもブログを書く時、自分のブログを楽しく興味深く読んで頂けている方々の表情を想像しながら書いています。

すると、楽しんで興味津々に読んでもらえる文章を書こう! きれいな写真で喜んでもらおう! とだんだんと自然に思えて来ます。自分の"思い"がブログに入ると信じて毎回書いています。


少々労力と手間はかかりますが、この心意気で☆これからもがんばっていきたいと思っています。一人でも多くの方に興味を持って頂けたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。



ATELiER de la CLAiRクレール
Yumiko Miyane






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今日は、9年前ちょうどぶどうの収穫期に合わせて大好きなシャトー-ベイシュベルを訪問した時のことを紹介しようと思います。

 

 

自分たちが大好きになった"ワインの生い立ち"を、個人で静かに訪ねることをちょっとした楽しみ事にしています。

 

 

 

ちょうどアメリカに住んでいた時のこと(2009年)。日本から行くよりは大西洋を渡る逆回りで行き易かったこともあり、主人(夫)と二人して大好きなベイシュベルを一度は訪ねたいと思っていて...実現。

 

 

訪れたのが9月半ば過ぎ。収穫時期、ぶどう畑は深い紫の色素たっぷりのプリンプリンのぶどうでいっぱい。このぶどうたちがあの大好きなベイシュベルになるのねッと。

やっぱり感動です~♪  

 

 

ベイシュベルは、ボルドーワインの中でもサンジュリアンにある格付けグランクリュ4級でありながら、とても質の高いワインで有名です。

 

 

フランスが誇るボルドーのグランクリュクラスの中で、ベイシュベルは堂々と他にはない個性で在り続けています。

 

 

目にも美しいぶどう畑。

 

 

"帆船"のラベルが特徴で、

最も庭が素晴らしいと絶賛されているシャトーなんですよ。

そのラベルになった帆船のお話とこのお庭については、また後程触れることにしますね。

 

 

 

さて、作業場ではまさに一番忙しい時期です。収穫したばかりのぶどうがこんなにたくさん...コンテナに積まれています。

 

 

収穫したぶどうをまずは人の手で仕分けて行く加工工場へ。

 

 

わぁ~、すごいなぁ~♪

辺り一面、ぶどう,ぶどう。

 

 

仕分けたぶどうを破砕し、液体とぶどうカスに分ける"圧搾"の工程が行われ、ここで果汁を分離,発酵させるそうですよ。

 

 

先程お話した、圧搾機のタンクです。

"帆船"のプレート...わかりますか?

 

 

そして、次はカーヴ。

ちょうどいい室温に保たれた薄暗い部屋にたくさんのワイン樽。樽とぶどうの発酵した香りが交互に香って来ま~す♪  

fu~nn...いい香り♪

 

説明してもらっていますが、この当時私はフランス語がチンプンカンプン(苦笑^^;) 

結局は後で主人(夫)に確認。

 

今まではフランス語を覚えても頭に入って来なくてホント億劫でちっとも続かなかったのですが、実は最近フランス語の勉強が面白くて面白くて...笑♪

先日からここオランダで(自分の中では予定通り)フランス語のレッスンも受け始めました。フランスバスクでフランス語でやり取りする自分の映像(画)を頭に思い浮かべ、早くそうならないかなぁと待ち遠しく楽しみにしながら♪

 

近くその自分のフランス語習得の経過なども紹介していこうと思っています。皆さんに応援して頂きながら自分のモチベーションをキープしたいです。頑張らないと。ぜひ応援よろしくお願いします。

少し勇気を出して有言実行💦

 

 

 

ベイシュベルに話を戻しましょう。

これはその前の年(2008年)の収穫で熟成中なんだそう。この後熟成度合いを見てボトル詰めをするそうですよ。

 

 

 

熟成125年とかのヴィンテージワイン(ミレジムmillésime)を見せて頂けるとのこと。見たい,見たい!  古〜いカーヴの中まで入って行きます。

 

 

石の壁や天井のあらゆるところにカビがたくさん。ジメ~っとした何とも言えない湿った空気が肌にまとわりつくようです。

この後いったいどんな場所が待っているのでしょう。

 

 

すごいですよ。

もうこの朽ち方だけ見ても。

天井もワインの熟成に大切な立派な"カビ"が。

 

 

はい、この奥だそうです。

100年以上もののワインが何本かあるそうで、見て来て下さいと言われました。ドキドキ。

・・・・・

・・・・・

静かにワインたちは眠っていました。

見届けたという実感です。

ラベルは埃と劣化でほぼ解らず。
(撮影禁止でしたから写真はなしです)

 

 

 

 

それでは、

シャトーのスタッフの方が説明してくれた中から、ラベルになった「帆船」についてと美しい「庭」について、主人による解説と頂いた紹介パンフレット資料をもとに紹介したいと思います。

 

ベイシュベルは700年の歴史を持つシャトーで、所有者は"Le duc d'Epernon エペルノン公爵"という人です。ジロンド川を行き交う帆船はベイシュベルのシャトーを通る際に公爵に敬意を表す意味で帆を下げて通過したのだそうです。

「帆を下げよ="Baisse-Voile"」という掛け声がのちに少し訛りシャトーの名前"Beychevelle"となり、ラベルも"帆を下げた帆船"になったのだそう。

 

 

シャトーのエントランスに入ってまず目にするのはベイシュベルを紹介する案内パネルです。(フランス語と写真右側には英語表記も)そのラベルの帆船のスカルプチャーも飾ってあります。

 

 

 

ベイシュベルはその当時からボルドーで最も美しい城の一つと知られていたそうで、現在の建物と庭は、18世紀に何番目かの所有者であった公爵(名前は忘れちゃったとのこと..)がその当時建設中だったヴェルサイユ宮殿に倣って立て直したものだそうです。

 

今でも最もすばらしいと言われ親しまれているシャトー-ベイシュベルの庭。

以前から私もぜひ見てみたいと思っていました。

芝生の見事なまでの手入れと

お花がとてもきれい♪...

優雅な気分になりますね...

 

 

 

そして、

始めに触れた「ベイシュベルはボルドーワインの中でもサンジュリアンにある格付けグランクリュ4級でありながらとても質の高いワイン...である」ということについても、自分のお話し出来得る範囲で紹介してみたいと思います。

 

 

まずポイントは、ぶどうの品種のブレンド率の中でカベルネソーヴィニヨンとメルローの比率にこだわっているんだと言っていたことです。そこにきめ細やかな手間と気持ちを注ぐことで、絶妙なバランスのワインを造っているというのがベイシュベルの大きな特徴です。

頂いたパンフレットにも独自のワインのブレンドに関する説明も載っています。

 

もう少し分かりやすく言うと、ベイシュベルは比較的熟成の若いワインとして製造されているのですが、長期熟成しても美味しくなるし若いワインとしても十分に美味しく楽しめるということです。

本当に飲みやすくて、香りや口に広がる様々な味が楽しめます。

 

 

 

ワインは主人共々大好きですが、机上のうんちくが少々苦手(苦笑^^;)。格付けがなんたらかんたら,ぶどうの品種があれこれと、見たことがないものはなかなか覚えられません。詰め込んだところで左脳ばかりが働いて肝心の美味しいとかいい香り~と右脳で感じる部分がなかなか働かないような気がして。

 

日本ではワインに特別感を抱く傾向がありますよね。"気取り"のような空気が漂いがち。文化の違いがありますね。

フランスをはじめ欧州ではそういう"気取り"はないかな。ワインを飲むことが本当に楽(ラク)です。ワイン好きの自分にはこんなことがどんなに嬉しいことでありがたいことか。その位"気取らず"普通に飲めるワインの存在は大きいです...笑。

 

 

これまでワインを飲むという機会を重ねてきて、幾ばかりか自分たちの好みの傾向も出来ました。

カフェでも素敵なレストランでもいつもおんなじです。単純な"素人感覚"でこれまでに美味しかったワインの記憶の引き出しを少しづつ増やしていて、その中から注文してます♪

 

「メルロー」は飲みやすくて好きということ、アメリカに住んでいた時にワインショップのおばさんに(半ばおばさん自身の好みをむりやり?!..笑) "アルゼンチンならマルベックよ"と強く勧めてもらい、以来すごく好きになった「マルベック」、やっぱりフランスワインだったら「ボルドー」がいいよねと気に入っていることや、主人(夫)がバスクに住んでいた時に飲む機会が多く好きになったスペインの「リオハ」(私も後に好きになりました)などなど。

 

時々、レストランで本当に美味しいね~と感動した時はお店の人にワインの名前を教えてもらいます(忘れちゃうのでメモしてもらうことも度々)。

すると、機会があってタイミングが合えば、その醸造所(仏ならシャトー,スペインならボデガス)へそのワインの生い立ちを訪ねに、そして収穫の時期に合わせてぶどうたちに会いに行くという具合に。ちょっとした楽しみ事です♪

 

そうすると、訪ねてより知ることができたワインがまた自分たちの記憶の引き出しに仲間入りします。

 

好きなワインを楽しくずっと好きでいられるように自分たちが普段していることと言えば、こんなことくらいでしょうか。

たくさんのワインを知ることはできませんが、信頼できるお友達と一緒です。

 

 

 

さてさて、

ベイシュベルのぶどうのブレンドの魅力についてお話しましょう。私がちゃんと理解しているかはいささか疑問(笑)ですが、百聞は一見に如かずです。シャトーを訪れて私もいろいろなことが勉強になりました。

 

深い紫のワインを作る品種で有名なのがカベルネ-ソーヴィニヨン。私もよく聞くぶどうの品種です。同様に深いワインを作る品種でもう一つよく知られているのがメルロー。

カベルネ-ソーヴィニヨンとメルロー、それぞれ飲んだ時に感じる印象を私たちも知らず知らずのうちに比べるようになり、今のところ好みはメルローに軍配。

感じる香りやタンニンなどがメルローの方が柔らかく優しい印象♡...  ダイレクトに幸せ感♡..を感じるところが好印象です。

 

深いワインを作るぶどうメルローは複雑でしっかりしたワインを作ります。でも深いだけではなく何かマイルドに包む"エッセンス"のようなものがプラスされているのかなぁと♡...

想像を巡らせます^^。。。

 

ベイシュベルはボルドーの中でもそのメルローのブレンド率が高く、しかも他品種のぶどうとの絶妙なバランス(どれがこれ位でこれはあれ位とか..)でブレンドされているのだそうです。

 

私たちも、(だから...)しっくり来て美味し~ぃ♡と感じるのだということもよくわかりました。

来てよかった♪

 

 

 

好きになりそのワインとお友達になるというワインとの出会い方ではな~かなかお友だちワインは増えませんけどね(笑)。

でもそうしてお友達になれたワインの故郷(ふるさと)を訪ね、生い立ちやどういう風にして育てられ作られたかに触れて知ることができることはこの上ない喜びです。

 

これからもこのちょっとした楽しみ事♪続けていきたいです。

 

 

 

最後に、

近年一番美味しく出来た2005年ものベイシュベルを買って帰ることに。

 


木箱に入って素敵です♡...

 

この時はちょうどアメリカに住んでいた時。無事アメリカの自宅に届けられるかなぁ...とちょっと心配に。

 

この大切なワインをアメリカの自宅まで持って帰るのに、この後ちょっとしたストーリーがありました。

それについてはまた次の機会で紹介させて下さい^^ 

 

 

 

そして、

これはドロップストップ。記念に頂きました。

ベイシュベルがプリントされたドロップストップです。これはもらえて嬉しかった♪

この時から9年経ちますが、今も未使用で飾り棚に飾っている状態ですよ~(笑)。

やっぱり使えず...

宝ものと思えるものはそうなりますね。。。

 

 

 

またいつか再び訪ねてみたいという楽しみも抱きつつ、車窓から一面に広がるぶどう畑を見ながらシャトーを後にしました。

 

 

フランスはボルドーが好きで,スペインはリオハが好き。近々今年(2018年)の収穫時期はリオハの...(あるきっかけで)好きになったあるワイン🍷のボデガスを訪ねる予定です。

機会があればまた紹介したいと思います♪
 

 

 

 

 

 

 

 

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ある快晴の秋空の下、

(ちょうど去年の今頃だったのですが)

モーリス-ラヴェルMaurice Ravelの生まれたフランスバスクの小さな港町シブールCiboureへ。

 

 

いつもサン-ジャン-ド-リュズまでは行くものの、その対岸の隣町シブールまでは行ったことがありませんでした。

行ってみたいなと思っていて...

15年越しの訪問♪ 楽しみ♪

 

 

 

さて、

シブールへ行ってみましょう。

車はサン-ジャン-ド-リュズの駐車場に置いたまま、対岸のシブールに架かる橋(車も通る大きな橋)をテクテク歩いて渡ります。

 

その橋の両端欄干沿いにず~っとフランスや他欧州の国旗、バスクの州旗などが掲げられていて...

たまたま"ここからがシブールだよ"というCIBOUREの標識の真上には、同じトリコロールカラーでもあるオランダ国旗がたなびいていました。

CIBOUREの下のZIBURUはバスク語です。バスク地方ではバスク語が連ねて設置されていることが多いです。

 

 

しかしオランダ国旗にはちょっとビックリですよ~^^ 

今や住んでいつも身近に思っているオランダがここフランスバスクの地で感じられたことがなんだか嬉しかったです^^ 

でもなぜだろう??

隣にはスペイン国旗だとか、スウェーデン国旗、バスク州旗のイクリニャIkurrinaもず~っと並んでいるのに??

 

 

 

そしてこの景色は...

橋の真ん中あたりでちょうど両岸に挟まれて眺めたところです。船が前方奥へ進んで行くと大西洋です。秋の爽やかな日差しと海風がとっても気持ち良かったですよ~♪

右側前方に見えているのがサン-ジャン-ド-リュズで、左側手前がシブール。これから左に橋を渡りきることにします。

 

 

橋を渡っていくつかの駐車場などを通り抜けながら斜め直線状にもう少し歩いて行きます。右手前方にサンジャンドリュズの灯台...ちょっと個性的な四角い白い塔(写真の右端に長細い白いものが..)が見えてくると、ラヴェルの生家はすぐそこです。

わかりますか?

上の写真を見ながら私の口語説明を読んでみて下さいね^^ 

前方に白壁に赤いバスクのアパルトマンが立ち並ぶ中、奥にアムステルダムの運河沿いによく建っている(自転車とツーショットで似合う...笑)"カナルハウス"風の建物が!!

私はだいぶ遠くの方から素早く見つけました~♪

事前にオランダ様式だと聞いて行ったので、遠くから"どれだ?どれだ?"と探しながら歩いて。

 

 

 

さてさて建物の前まで行き...

建物自体は博物館になっているわけでもなく1Fはシブールの観光案内所になっているそうですが、特段ラヴェルを知る,ラヴェルに触れることができるものもないようです...

 

しかし、主人(夫)と二人してラヴェルが好きな自分たちにとっては行って良かったと実感しました。"大好きな作曲家ラヴェルがしかも大好きなここフランスバスクで生まれたんだ"ということにいろいろ思いを馳せることができましたから♪♪

 

 

ラヴェルはこの家で生まれてわずか3か月後には家族でパリに移住したそうで、ここシブールで育ったわけではないのですが...

 

その後作曲家になってから何度もこのシブールと隣のサン-ジャン-ド-リュズに滞在しています。古い当時のフィルムや写真が残っています。港の海風を肌で感じ、港の匂い,港の音を聞いたであろうと。そんな中で曲を作ったのかなぁと想像も巡らせてしまうわけですが...。

 

それにお母さんがスペインバスクの人なので、ラヴェルはバスク人。生涯パリで暮らしたわけですが、故郷バスクのことはきっと忘れなかっただろうなと。

などなど...いろいろ"ここ"に立って港を眺めながら思いました。

 

 

外壁には"Maurice Ravelが住んだ家"というサインが彫られています。

 

 

 

なぜカナルハウス風の家だったのかということについては情報がなく詳細はわかりませんが、

当時シブールのこの辺りにオランダ人コミュニティの居住区があったようで、オランダ人の建築家に頼んで造ってもらったとか。それがラヴェルが離れてからラヴェルが..なのか、ラヴェルが生まれる前に両親が..なのかはわかりません。

(もし知ってらっしゃる方...^^/ いらっしゃったら教えて下さい)

 

 

 

入り口正面には、

これはフランス国内で統一して掲示している案内板で、よく見かけます。"歴史的資産"(日本で言えば重要文化財のようなものと認識していますが)に指定されている場合、このプレートで説明されています。

※写真の画質を少し上げて載せていますので、興味ある方はフランス語ですが説明部分をズームして見て頂けるとよいと思います。

 

 

 

 

そして、

これは対岸のシブールに架かる橋の少し手前の、サンジャンドリュズ側にある鉄道の駅です。駅名は"サンジャンドリュズ-シブール SAINT JEAN  DE  LUZ・CIBOURE"。

駅前に来ると何とも言えないローカル感が漂い、今やお気に入りの場所です♪ 日本でもよく地方の田舎の駅に行くとありますよね、ほのぼのとした地元の香り...。

 

電車に乗るわけでもなく、駅に入ってベンチに腰掛けながら電子時刻板をぼーっと見てるとか。人の往き来を見ているだけでもホントずっと居られます。バスクの人たちの生活に触れたような気持ちがして。心地よくて。。。


最近バスクに来ても、地元色の強いそんな匂いのする所にちょこちょこ行くようになってしまって...笑♪ 鉄道の駅もサンジャンドリュズのみならず他の駅にも。

 

 

 

そして、

これはこの地が作曲家ラヴェルの故郷ということを示しているプレートです。サンジャンドリュズの街中の外壁のいくつかの場所に貼ってあります。

"Musikagilea"はバスク語で音楽家の意味です。私も思わずふむ?何語?と思い、調べてみたらなんとバスク語でした。

 

自分はバスク人ではないですが(笑)、なんだか...誇りに思います...こういうの。

何でしょうね。。。主人が住んで好きになり、結婚後自分も好きになり、いつのまにかバスクとつながったビジネスワークになり、今では小さなことでもバスクに思いを馳せながらバスクとの自分たちの在りようを考えるようになりました♪

(いつも日本人としての誇りと日本人というスタンスはきちんと持ちながら...)

 

 

 

 

 

このブログの中で以前から折に触れて、指揮者をしている義兄(船曳圭一郎)のことやピアノの先生をしている義姉のこと、はたまた(趣味の範囲ですが)ピアノや音楽に造詣のある主人(夫)のことを紹介して来ましたが、

 

普段あまり音楽に関してお話することもないので、今日は少しラヴェルについてもお話したいと思います。

 

 

結婚して間もない頃ですからだいぶ前になりますが、主人(夫)が"これいいよ"と薦めてくれた映画"愛と悲しみのボレロ"を観たことが、私がラヴェルを好きになるきっかけになりました。

その後当時まだ東京に住んでおり、東京から夏はよくバスクに行ったものです。15年程前になりますが、バスクで先程のサンジャンドリュズの建物の外壁のプレートを見つけた時、そのプレートを見上げて"そうそう,ラヴェルはバスクの人なんだよ"と主人(夫)が話してくれたことがありました。ますますラヴェルへの関心が高まる一方。

ラヴェル愛が...笑♡

 

 

私は幼稚園に通園していた2年だけピアノを習っていたことがありました。楽器を奏でる方は詳しくないものの聴く方は大好きで、結婚してからは音楽のことをいろいろ知っている主人(夫)の好影響もあって、良質の音楽にたくさん出会うことができました♪

 

 

音楽を同時代でよく並べて比較されるのが同じくフランス人のドビュッシー。ドビュッシーの調べも大好きで、これも主人(夫)からの影響です。しかし、ピアノを幼稚園の頃習っていただけの自分には空気感と雰囲気を大事にする"印象派"の音楽の良さが時々わかりにくいところもあったり。

 

 

ラヴェルは、

パリで華開いたそのどこかおしゃれでクールなイメージの"印象派"の時代に音楽の分野で生きながらにしてバスク人の血筋からなのか、ラヴェルの作る曲には、民族的で人間味のような,バロック音楽や古典的な個性もメロディに感じます。そんなラヴェルの曲に私は魅かれます♡

 

感情が爆発するような曲だったり、はたまた(知っていらっしゃる方も多いと思いますが..)"ボレロ"の最後の流れ落ちるような旋律...破局的というか。

そんな曲があるかと思えば、孤独感漂う,悲しくて,どこまでも繊細で美しい...思わず涙が溢れて来そうな静かな曲もあって、最近は瞑想する時に聴いたりします♪

 

触ったら壊れそうに繊細で,緻密だから”スイスの時計職人”、多くの種類の楽器を意のままに操るから"管弦楽の魔術師"だとか、"オーケストレーションの天才"などと言われています。ラヴェルにはカッコいい"通り名"がたくさん。

 

 

ここオランダでも、コンサートを聴きに主人(夫)と、よく"コンセルトヘボウHet Concert Gebouw"(The Concert Hall)にも行っています♪

先日もラヴェルの"ピアノ協奏曲ト長調"のコンサートを聴きました。個人的には静かで美しいメロディの第二楽章のピアノソロが好きですが、3楽章通して聴くとやっぱりいいですね♪ 感動しました~♪

 

 

バスク人のラヴェルに興味を持ち、ラヴェルの人となりやラヴェルの紡ぐ曲が好きになり、私でもラヴェルを語ろうと思ったらまだまだ終わりません。


他に好きなラヴェルの曲についても語ってみたいし、晩年のラヴェルには涙が止まらなくなってしまうくらいの悲しいエピソードもあります。。。

ぜひまた次の機会にお話させてもらうことにしますね^^

 

 

 

 

 

 

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日本はまだまだ猛暑続きですね。

日本の皆さん、もう少し頑張って下さい。

 

オランダに居る自分にはそのくらいしか言えないのですが。ここオランダはもうすっかり夏の暑さは落ち着き、毎日20℃前後、夜は10℃位までになる日も。

あっという間に夏の終わりを実感しているところです。だからオランダの人は夏が来ると"サンシャイン,サンシャイン"と何よりもお日さま第一!!になるんだというのも合点が行きます(笑)。

 

 

 

もたもたしているうちに夏のことをお伝えする気分ではなくなって来てしまいますね...笑。

その前に...

今年の夏のバスクのことをもう一つ、スペインバスクのゲタリアGetariaにも行ってみたので紹介したいと思います。

 

 

 

ゲタリアは小さな港町ですが、魚の炭火網焼きが有名です。ビアリッツからもほぼ海に沿う形で西へ車で1時間位。

 

主人(夫)も私も初めて訪れる場所です。

新鮮な魚の炭火網焼きと一緒に、素朴な地元の雰囲気を味わえたらいいなぁと楽しみにして一路向かいました♪

 

 

ゲタリアに着き、まずは中心の小さな街を抜け、海岸沿いの道路に出ると、前方にネズミに見えるからと"El Raton"と呼ばれている陸続きの小島が海に突き出る感じで見えて来ます。

もうそこがゲタリアの港です。

なんかのどかな感じで...

いい感じですよ~。

 

ここにはたくさんの新鮮で美味しい魚料理を出してくれるレストランが点在していて、(ここ、ホントに美味しいもの出してくれそう..)という雰囲気の"タベルナtaverna"...食堂などもあります♪

 

 

ちょうどお昼時間♪

のどかな港...

今日もいいお天気です♪

まだ夏のバカンス前の6月だったので

爽やかでした。。。

 

 

初めてだったので、お店の人がすすめてくれたカレイの炭火網焼き"ロダバジョ-ア-ラ-パリージャ Rodaballo a la Parrilla"を注文。ちょうど座ったテーブル席の通路挟んで向こう側に炭火があったので、焼くのをじっくり見ながら待つことに。

天然塩をたくさん振って。豪快です。

 

 

わぁ~、すご~い^^ 

 

 

その待っている間にトマトのサラダをお願いしました。想像通り。素朴でトマトとツナ,玉ねぎのシンプルなサラダです♪

これ,これっ♪オリーブオイルと塩,コショウで。


実は好きでリオ(ブラジル)にも行くのですが、リオの"ガロータ・ジ・イパネマGarota de Ipanema"...有名なボサノバの曲"イパネマの娘"が生まれたカフェ、ご存知の方もいらっしゃると思います。ここも料理が素朴でシンプルですごく美味しくてですね、リオに行くと昼でも夜でも何度も行ってしまうんですが、ここのトマトサラダに似ていて、ふと思い出しました~♪

テーブルには塩,コショウとカンカン(缶)のオリーブオイルがそのまま置いてあったりして。

 

昔、アメリカに居た頃、少なくとも日本からよりブラジルは近いので行きやすくて...たくさんの思い出があります。本ブログでも紹介しましたが、昔のこと(笑)...なつかしいです。

 

 

 

話をゲタリアに戻しますね。

さあ、来ました,来ました~。

先程の炭火網焼きの後、ニンニクとオリーブオイルで火を通すんですね。大きなカレイの種類なので、一尾(枚)で二人でお腹いっぱいになります。

バゲットをこのオリーブオイルにたっぷりつけて食べることも忘れませんでしたよ〜。

 

 

 

お店の店員さんから”ハポネか?”と聞かれ、それがわかると「日本のTVが来たんだよ。」と嬉しそうに言ってくれました。

はい、ここは一昨年Eテレの"旅するスペイン語"の平さん&Jinさんコンビが来て収録が行われたレストランでした。

"Asador Mayflower"というお店です。

 

そう言えば、観ていた方も多いと思いますが、平さんも一生懸命スペイン語を話しながら、U~nn...と唸りながら美味しい料理に舌鼓を打っていましたね。

 

この後、私たちが美味しい美味しいと食べていたら、日本人の旅行者の方たち...(私たちより年上とお見受けしましたが)男性1人,女性3人のお友達4人でスペインに来られていて、目が合って互いに日本人だとわかったので、お話させて頂きました。

 

この写真↑の石畳の部分は公道で人がスルーして行きます。ヨーロッパにはよくある、右側がお店で、そのお店のテラス席が道を挟んで左側にも。その海に面したテーブル席に座っていた私たちの横をその4人の方たちは一眼レフカメラを持ってぶらぶら歩いて通り過ぎようとして目が合ったわけです。互いに日本人だとやっぱりわかりますよね~。

 

「どうですかぁ?美味しいですか?」と聞かれたので、おすすめしたら、方々も向かいの席に座られて。

 

きっと美味しい料理を堪能されたことでしょう。時々こうして同じ日本人の方々と旅先で言葉を交わせるのっていいものですね♪

 

 

 

 

 

 

 

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★Le cartonnage du goût Basque★

★<バスク香る>カルトナージュ★

 

 

新しいバスクテイストのカルトナージュを紹介します。

毎日使うコーヒーフィルター。キッチンカウンターにこんなフィルターストックはいかがでしょうか?ちょっとしたインテリアにもなりますね♪

 

 

バスクのシンボル"ラウブルLauburu"のモチーフを両サイドのフォルダにデザインしてみました。

もちろん布地はバスク織生地を。今回は爽やかな黄色で♪

 

 

中底はフィルターに合わせたきれいな舟形に。

 

 

フォルムにピッタリ合わせて作ったのでストンと収まります。

我が家では毎朝主人(夫)がコーヒーを淹れてくれます。まぁなんて優しいの?ということでもなくなくなんとなくそうなりました(笑)。 

いつも後ろから見ているとフィルターの角をちょっとつまんで取っていて...(毎日のことなので)フィルターの角をつまみやすい(カルトナージュ部分が指に当たらない)ように作ってみました。

 

いつもカルトナージュを作りながら気遣うことは... 実用性が高いものなら尚のこと、使う人が使いやすいように作りたいなぁと。

 

 

 

毎日使いやすくて、飾ってもステキなら...

いいですよね~♪

 

 

 

カルトナージュに向き合いながら

思っていること

"自分にできることから

自分にしかできないことへ"

 

 

 

 

 

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バスクの香りに触れながら...


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バスクの香りとカルトナージュに囲まれて


 

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宮根由美子YumikoMiyaneのカルトナージュの世界
"自分にできることから自分にしかできないことへ"


"ATELiER de la CLAiRクレール"と
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宮根由美子YumikoMiyaneの4つのカルトナージュ

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★le cartonnage du goût Basque★

★<バスク香る>カルトナージュ★

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★la "tarta" des couches par cartonnage★

★カルトナージュで飾る

<おむつケーキNappyCake>★

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★le cartonnage du goût Japonais★

★<ゆかしい♡日本>を感じるカルトナージュ★

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★les autres d'uniques★

★YUMiKO-MiYANEのカルトナージュ★

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<ATELiER de la CLAiRクレール>の
 "おむつケーキ"の日本語での独自呼称は
 "ナピーケーキNappyCake"


生徒さんとの会話の中で生まれた
プチおむつケーキ
★petite "tarta" des coches par cartonnage★

誕生秘話 (米国の生活にて)



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"ワークショップ"


作ってみたい方へ
"ワークショップ"(オランダにて)の
お問合せ&お申込み
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注文をお受けして制作する"作家"として
活動しておりますので

ワークショップは制作外で許す時間の範囲で

対応させて頂いております。

 

レッスンなどに定期的に参加して

カルトナージュを作りたいと

楽しみにして下さっている方には

本当に本当に申し訳ございません^^;

 

以前はレッスンの形態で行なっておりましたが
現在は"レッスン,お教室,お習い事"等の
本格的に"教える"形態は取っておらず...

時間がなくて...^^;

 

最近の口癖は...と言うと

自分のクローンが心底欲しいです^ ^笑笑

単純に自分の時間が倍増したら

いいなぁと思うばかり。

そんな中でも...

"今の自分に出来ること"をしたいと思っています。

"気の合う仲間で共通の好きなことを
一緒に楽しみましょう"という意味合いで
どなたでも気軽に楽しく参加できる
ゆる〜いワークショップにシフト致しました。

 

誠に恐縮ではございますが、

ご承知頂いた上でご興味のある方は
どうぞお気軽にご連絡下さいませ。

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みなさんの作品を紹介します


寄せられた嬉しい声"Voice"


 

 

 

 

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無断で転載,複製,ATELiER de la CLAiRクレールオリジナル作品の模倣は固くお断り致します。
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テーマ:

先日...

こんなにきれいなのかと感動してしまうような、夏のビアリッツの美しい夕日を見ることができました。

 

ぜひ、皆さんにも紹介したいなぁと思いまして。今日はその写真と共に。

 

 

 

グラン・プラージュGrande Plageというビアリッツの中心にあるビーチ。夕日がビーチを照らしています。私たちも思いっきり照らされてます。

眩し~ぃ。。。

沈む前の夕日のオレンジ色って本当にきれいですね♪

よくビアリッツが紹介される時の写真というと、ちょうどこのアングルが多いのですが。写真左手に灯台、中央にオテル・デュ・パレHôtel du Palais、右端には(切れてしまっていますが)カジノがあります。

 

夏の時期は長期のバカンスをゆっくり過ごすために、このグラン・プラージュにはヨーロッパ中からたくさんの人がやって来ます。

 

私たちはというと...

今年は夏休み前の早い時期に訪れたこともあって、この美しい夕日を静かにゆっくりと眺めることができました♪

 

 

 

もうすぐお日さまが沈む時間に。

(写っていない左側に沈む直前のお日さまが...)

 

 

ずっと見ていたいくらい...

きれいな夕日。

心を安らげるエッセンス。

 

 

でもあっという間に...

見る見るうちに水平線に隠れていきました。

 

 

これらの写真に写り込んでくれた人たちもなんだかとてもすてきな被写体になりました。

 

 

明日もビアリッツは快晴です。

ありがとう♪...

 

この日は夕ご飯を食べた後にこのグラン・プラージュを散歩♪

また一つ、

美しいバスクの記憶を心の中に収めるとしましょうか^^ 

 

 

 

 

 

 

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