いつも楽しく過ごせたらいいな~と思っていても、
毎日いろんなことがあると、少しずつたまってしまうモノがある。
愚痴ってしまいたくなる時、ありませんか?
口に出しても、心の中で思っても、
それはどんどん大きくなって、
それがすべてのように思えてくる…。
そんな時に思い出す出来事があります。
以前、同僚とお茶していた時の事
彼女も苦労の多い毎日で、いつしか職場の話になりました。
ひどい悪口はなかったけれど、出てくる出てくる…。
合いの手を入れながら、「うん、うん」と聞いていた私。
ふと、彼女の口から出てくる、あるものが見えました。
それは、旗!
手品で、マジシャンの口の中からするする~っと出てくる、
糸でつながった小さな旗
「今、○○さんの口から旗が出てるよ~」と言ったら、
彼女も笑いながら、「ほんと。言い始めると止まらないね~」。
それから、お互いに愚痴りそうになると、
「おっと。旗が出ちゃった」と言うようになりました。
「つまらない」「やる気がしない」「どうして私が…」などと言い始めると、なかなか止まらないもの。
ずっーと旗が出てきちゃう。
いつのまにか、過去の旗や違う旗までくっついてきちゃう。
引っ張り出しているのは自分です。
気がついたら、「STOP!」
自分にツッコミを入れましょう。
悪口や愚痴は、ごみを捨てるようなもの。
自分や相手がごみ箱になってしまいます
愚痴を言い合って、その場ではスッキリしても、
何も変わらない。
ごみが増えるだけ。
悩みや考え事を打ち明けたり、相談したりすることと、
愚痴ることは『別物』。
「気づく」だけでも、大きな変化があるはず。
私も、旗の存在に気づいてから、
あまり長く出てこなくなりました