右上の方にについてのアンケートを設置してみました。1日1回投票可能ですので、どしどし投票してみて下さい。o((=゜ェ゜=))o 定期的に設問内容を変更しておりますので要チェック! (前回の結果はイルカの追い込み漁は残酷ではないという意見が8割以上を占めておりました。)
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今回は月イチでお送りしております『もう一つの進撃の庶民』の総集編でございます。(『もう一つの進撃の庶民』は言論ポータルサイト「進撃の庶民」で毎週火曜日に連載中です。)
Episode 00~03
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11888910185.html
Episode 04~07
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11901128369.html
Episode 08~12
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11915601571.html
Episode 13~16
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11935318360.html
Episode 17~20
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11944640583.html
Episode 21~24
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11956493105.html
Episode 25~28
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11967564165.html
Episode 29~32
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11983212436.html
Episode 33~37
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11991976877.html
Episode 38~41
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-12005129948.html
今回は久々に1名だけペイント付き人物紹介をやってみたいと思います。
元調査兵団第1部隊所属で現在は新調査兵団のメンバーでありますシヴァです。
団長のナッシュとは古くからの付き合いがある。
性格は温厚だが、その言葉には重みがあり、部下からの信頼は厚い。
さて、物語の方は政府の新兵器が続々登場しカレンたちを襲うわけですが、今回登場したNL-Xは政府が新たに作りだした人工のネオリベスでございます。NLがネオリベスをXは試作型を意味します。
この、NL-Xですが、人体にネオリベスの組織を移植することによって作られたのです。そして、移植されたネオリベス細胞は移植先の人体を乗っ取ることにより増殖を続け、巨大化していくというわけです。もちろん、ネオリベス組織を移植された人間は一生仮死状態となってしまいます。
このような非道を働くアヴィン政権ですが、さらには「プロジェクトN」なる、恐ろしい計画を企んでいる様子。消費税増税にTPP、そして、プロジェクトN。次から次へと現れる問題に対してカレンたちはどう立ち向かうのか。これからの展開に注目です。
あと一枚だけ挿絵を描いてみたんですが、かなり苦労した上に、ドヘタ過ぎたので、今後はやめておこうかなと(;^_^A
というわけでEpisode 42~45の4話を続けてお楽しみください。
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ヴォルフ「それでは明日の正午には、王宮の裏口のカギを開けておきます。」
ナッシュ「ありがとう、ヴォルフ。」
ヴォルフ「いえ。私にできることはここまでですから。」
ナッシュ「あとは俺に任せろ。」
Episode 42 「消費税のゆくえ」
―王宮・会議室
アヴィン「それでは、この内容で明日会見するとしよう。」
ハマー「賢明な判断だと思いますぞ。」
ヘイツォ「私の方は例のプロジェクトを進めておきますね。」
ラショウ「例のプロジェクト?」
ヘイツォ「おっと、これは極秘事項でした。まぁ、ワクワクする内容とだけ言っておきましょう。」
ラショウ「そうか。まぁ、余計な詮索はすまい。」
アーリマン「ともかく、消費税の件はこれで決まりということで、本日はお開きにいたしましょう。」
―王都・市街地
カレン「やっと王都についた…。ナッシュ団長はどこだ?」
???「カレン!!」
カレン「ん?」
突如、何者かに声をかけられたカレンが後ろを振り向くと、そこにはアンジーが立っていた。
アンジー「カレン。どうして王都に?それに他のみんなは一緒じゃないの?」
カレン「アンジー!久しぶりだな、おい。それがよ、ちょっと大変なことになっててな。」
アンジー「こっちも、ちょっとややこしいことになっていてね。こんなところじゃなんだから、僕の宿舎でゆっくり話そう。」
―クリスマス兵団・アジト
ジェイネス「団長。やはり奴らはクロでした。」
クリスマス「我がかわいい団員たちをここまで傷つけるとは許さん。」
ジェイネス「しかも、増税を阻止するだけではいかんなどと言っておりましたよ。」
クリスマス「増税を阻止することこそが全てというのに、訳の分からない連中よ。」
ジェイネス「つまり、奴らは増税容認派ということかと。」
クリスマス「ああ、そういうことになるな。」
ポリアンナ「団長、獄長。入団志願者が多数集まっております。」
チャッキー「きっと団長の名演説の効果ですよ。」
クリスマス「うむ。みな、入団を許可しよう。」
とんでもロジックでクリスマス兵団に増税容認派と認定された新・調査兵団。増税判断の発表を明日に控え、それぞれが取った行動とは。
(つづく)
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アンジー「ナッシュ団長がたった一人で!?」
カレン「あぁ。それで、俺が王都まで追いかけてきたってわけさ。」
アンジー「明日にはアヴィン王の会見があるからね。タイミングとしてはここがベストと判断されたのか…。」
カレン「そういや、やっぱりアヴィンのやつは消費税を上げる気なのか?」
アンジー「ほぼ間違いない状況だよ。根回しも十分になされているし。」
Episode 43 「運命の日」
カレン「それで、そっちの方は?」
アンジー「どうもこうも…、アヴィン王は壁の強靭化などするつもりはないどころか、破壊に邁進するつもりみたいだし。」
カレン「お前、アドバイザーなんだろ?」
アンジー「僕のアドバイスなんか聞いちゃくれないよ。おそらく、最初から僕と新・調査兵団の分離が狙いだったのかもしれない。」
カレン「だったら、アンジー。俺たちのところに戻ってこいよ。」
アンジー「それも考えたけど、王宮内で割と自由に行動できるこの立場は結構利用できる可能性があるからね。」
カレン「確かに。まぁ、俺たちはお前がいてくれると心強いんだけどな。」
アンジー「あとはクリスマス兵団が結構怪しい動きをしているみたいで…。」
カレン「あぁ、あのおかしな連中か。いったい何やってんだよ?」
アンジー「無差別テロ…みたいなものかな。」
そして翌日―
カレン「アンジー、昨晩は世話になったな。」
アンジー「カレン。ナッシュ団長はおそらく今日しかけてくるはず。だから、」
カレン「あぁ。とりあえず、朝から王宮の周りをウロウロしてみるよ。」
アンジー「僕も可能な限りサポートするよ。」
カレン「助かるぜ。それじゃ、一足先に行ってくる。」
―王都・市街地
クリスマス兵団員A「キノッチを叩かない奴は国賊だーーっ!」
一般市民A「ええっ!?」
クリスマス兵団員B「増税阻止以外のことを口走る奴は皆殺しだーーっ!!」
ズバッ
一般市民B「ギャーーーーーーーッ!!」
どんどん勢力を拡大しているクリスマス兵団。しかし、中には虐殺を楽しむ者も多く、その統制は乱れに乱れていた。
ナッシュ「ひでぇことしやがる連中だな、まったく……。」
―王宮・王の間
アーリマン「どうやら、クリスマス兵団の連中が一部暴徒化しているようですが。」
アヴィン「困ったものだが、一応私は彼らのヒーローだからな。」
アーリマン「とすると、いくらか利用価値はありそうですな。」
ヘイツォ「それでは、事が済んだらクリスマス兵団は例のプロジェクトのサンプルとして使わせていただきましょうか。」
アヴィン「あぁ、それは適役だな。」
ついに、訪れた運命の日。暴徒化するクリスマス兵団。そしてカレンとナッシュはどう動くのか。さらにヘイツォが企む例のプロジェクトとはいったい?
(つづく)
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ナッシュ「そろそろ頃合いだな。行くか。」
カレン「あっ!ナッシュ団長!!」
ナッシュ「なに!?カレン…なぜここへ?」
カレン「団長!一人じゃ無謀です!俺も一緒に!!」
ナッシュ「ちっ、もう時間がないな…。仕方ない。カレン、俺について来い!」
Episode 44 「王宮への突入」
―王宮・裏口
ガチャ
カレン「カギが開いている…。」
ナッシュ「ヴォルフがうまくやってくれたようだな。」
カレン「ヴォルフさんが!?」
ナッシュ「これで衛兵の少ないルートを一気に王の間まで行けるぞ。」
アーリマン「そうは簡単にはいきませんよ。」
その時、通路の向こうからアーリマンが現れた。
アーリマン「侵入者よ。立ち去れ!!」
ボーーーーーーーーーン
アーリマンの掌から放たれた衝撃波により後方へ吹き飛ばされるカレンとナッシュ。
ナッシュ「な…。アーリマンのやつにこんな力があったとは…。」
カレン「いてててて…。」
そして、王宮中に侵入者を知らせる警報が鳴り響く。
アーリマン「さぁて、あなたたちはもう逃げられませんよ。」
ナッシュ「ふん。こうなれば力づくでアヴィンの元へたどり着くまで。」
アーリマン「コイツらを相手に、どれだけその強がりが続くかな?」
カレン「えっ?」
ズシン… ズシン…
ナッシュ「なぜ、ネオリベスが王宮の中に!?」
アーリマン「NL-Xの力、試させてもらうとしましょう。」
アヴィンに会うため、王宮へ侵入したカレンとナッシュ。しかし、王宮内にはなんとネオリベスが!!これはいったいどういうことなのか!?
(つづく)
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アヴィン「侵入者か。よりによって大事な会見の日に。」
ラショウ「アーリマン大臣が先に向かったようだが。」
アヴィン「あぁ。アーリマンにはNL-Xの使用許可も出している。」
ラショウ「NL-X…。試作型人造ネオリベスですか…。」
ヘイツォ「なんなら、例のアレも使ってみますか?」
アヴィン「そうだな。それでは私が直々にやってみよう。」
Episode 45 「NL-X」
―王宮・裏口への通路
カレン「ネオリベス…。」
ナッシュ「緊張するな。屋内なら小回りの利く俺達の方が有利だ。この前の特訓を思い出せ。」
カレン「はい!」
立体起動装置を駆使し、NL-Xをかく乱するナッシュとカレン。
ナッシュ「よし。捉えた!」
アーリマン「おっと、よそ見はいけませんよ。」
ボーーーーーーーーーン
NL-Xの背後を捉えたかに見えたナッシュだったが、アーリマンの衝撃波によってまたも吹き飛ばされてしまう。
カレン「ナッシュ団長!!」
ナッシュ「カレン!後ろ!!」
そして、ナッシュに気を取られたカレンの背後から、NL-Xのパンチが襲い掛かる。
カレン「くっ…。」
ドーーーーーーーンッ
ナッシュ「カレン!!」
カレン「う…、団長…。」
NL-Xの攻撃を受け、重傷を負ったカレン。
その時、通路の奥からアヴィンとヘイツォが現れカレンたちの目の前へとやってきた。
アヴィン「侵入者とはお前たちだったのか。」
ナッシュ「国王自ら出向いてくれるとはありがたい。消費税増税とTPP、今日の会見で中止を宣言してもらおうか。」
アヴィン「何をバカなことを…。」
ナッシュ「こんなデフレ不況の最中に増税なんかしたら、不況が悪化するのは分かっているはずだ。」
アヴィン「増税による景気の腰折れ対策は考えてある。心配する必要はない。」
ナッシュ「そうかい。見込みが甘いんじゃないのか?」
アヴィン「アヴィノミクスを甘く見てもらっては困る。」
ナッシュ「デフレ不況を甘く見てるのはアンタの方だよ。いや、甘く見ているというより理解していない。」
ヘイツォ「国王に向かって無礼な…。」
アヴィン「威勢がいいな。お前ら二人にはプロジェクトNの記念すべき被験者第1号にと第2号になってもらうとしよう。」
カレン「……プロジェクトN…?」
NL-Xとアーリマンと戦うカレンとナッシュの前にあらわれたアヴィンとヘイツォ。プロジェクトNとはいったい?
(つづく)
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Episode 46を読みたい人は明日の進撃の庶民を要チェック!!
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P.S.
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
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