今回取り上げますのはF.フェルラン氏作曲の『交響曲第２番「キリストの受難」』でございます。
この曲はキリストの生涯を吹奏楽で表現したもので、全部で３つの楽章で構成されております。
【第1楽章】誕生～幼児虐殺～洗礼
【第2楽章】三つの誘惑
【第3楽章】聖堂到着～最後の晩餐～逮捕～判決～磔刑～希望
フェルラン氏はスペインの作曲家で熱い曲が多い（聴いてて疲れる曲も多い（笑））のですが、この曲もかなり熱い仕上がりになっています。と言いましてもキリストの生涯を見事に吹奏楽で表現しており、約40分もある長い曲ですがあっという間に聴き終わるんじゃないでしょうか。
ちなみに曲の説明についてはこのサイトが詳しいです。↓
http://www.bandpower.net/soundpark/togashi_sp/00_history/14_crist/01.htm
出版社のグレード設定は「６」と超高難易度ですが、吹奏楽になじみのない人でもかなり聴きやすい部類の曲になるんじゃないでしょうか。ちなみにノーカットでの演奏がオススメです。これをコンクール用なんかにカットして演奏したりするとキリストが誕生してすぐに、死んでないけど復活して終わりなんて展開になったりしちゃいます(;^_^A
この曲の動画をyoutubeで探していたら、なんと作曲者本人がアップしているであろう動画がありました。しかも、絵＆解説付きで！！
動画を見ながら曲を聴くとより情景がイメージできていいんじゃないでしょうか(^-^)
交響曲第２番「キリストの受難」
第１楽章
第２楽章
第３楽章
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