ヤマト運輸のメール便の危機【コラム】 | 工藤尚規@ナオの自由きままな放浪記

ヤマト運輸のメール便の危機【コラム】

今日クロネコヤマトのいつもの担当者の高橋さんが、、、

「11月からメール便厳しくなるんです」

と話があった。また厚みとか重さとかの規制の問題だろうなと思いきや・・・・

クロネコ担当者「メール便の内容物がカタログとチラシのみになるんです」

俺「!?」

クロネコ担当者「紛失絡みでの裁判沙汰もそうなんですが、警察沙汰になってしまい・・・」

話を聴くと、信書の取り扱いに関してらしいです。

信書を送付したヤマト運輸と利用客に対し、警察が動き郵便法違反で書類送検されたらしいんですね・・・。

埼玉県とヤマト運輸を書類送検 県警、郵便法違反容疑

信書って言うのは、請求書、領収書、手紙etc(詳しくはコチラ)で郵便法で遅れるのは郵便局のみとなっています。

そのせいで、メール便規制強化・・・CDやゲームソフトまで遅れなくなりましたorz


未だにこの郵便法有効なのおかしくありません????


民営化されたのにも関わらず、信書に関しては郵便の完全独占事業・・・・タバコ、電気(これは今議論がありますね)などは分かります。税金が絡んでますし、半国営の方が良い部門ですからね。

それでさえタバコは海外銘柄(ライバル)が有、電気は地域によって会社が分かれています。

郵便だけなぜここまで守られているんでしょうか・・・。

さすが元国営企業ですね(^^;)

郵政グループはゆうパックでクロネコヤマトの領域に参入しました。これ自体は良いことです。ならばクロネコヤマトが郵便事業に参入しても良いのではないでしょうか???

郵便法4条は明らかに改正すべきではないでしょうか?

もちろん裁判所文書や内容証明など証拠能力の高いものに関しては郵便法で独占が守られるべきでしょう。しかし普通郵便にかんしては独占が守る理由がなくなっています。

本来利便性を高める為、国民の為に出来た郵便法4条は、現在民業圧迫につながっています。

クロネコヤマトメール便が功績は大きかったはずです。

オークションの利用者、ECサイト利用者はそう思いませんか?


他社のメール便はすべて、郵便局と提携を結び配達されています。

クロネコヤマトメール便だけ独自流通だったわけです。


この素晴らしい企業努力をする会社を国は、郵便局を守る為に破壊しようと企んでいます。

非常に腐ってますね。郵便利権に絡んでいる政治家や官僚は・・・・・

ヤマト運輸には最後までがんばってほしいなと思います!!