全12話完走
大学病院の精神科でのエピソードです
原作者は元看護師のイラハさん
実は5話まではふーん……てな感じで見ていたのに
6話から胸が苦しくなる話の展開になり
中断していたのですが
早送りした所から時間を置いて再視聴
というのも
19年も前の話にはなるのですが
わたし自身が精神疾患だった元夫の自死遺族であり
ドラマでは公務員試験に何度も挑んでは
失敗し
あげく病んでしまい自殺を選んでしまう患者キムソワンに
元旦那さんがくっきり重なって見えてしまい……
当時、遺書も無かったので
どんな心境で死を選んだのか想像でしか無かったところを
「こうだった」と教えてくれたようで
19年が過ぎてやっと心のカサブタが乾いたような
そんな気持ちになった
亡くなる直前にかかってきた電話
警察からの連絡
子どもたちには言えなかった自殺だという事
一生分泣いた事
息しかしてなかった事
記憶もあまり無い事
好奇な目
態度が急変して去った人
そして変わらず支えてくれた人
次々と思い出されて
涙が止まらなかった
わたしは正真正銘の
自殺サバイバーというカテゴリに属する人間だったのだという事を
ドラマの中で教えてもらえたのだ
自死をすればその人の周りに遺された10人が
「自殺サバイバー」となると言っていた
その一言で
何かとても救われた気持ちになった事も…
この場を借りて
ドラマの作者、製作スタッフ、演者さんに
深くお礼を言いたい気持ちなのだ
감사합니다🫰사란해요
精神疾患への偏見も少しづつでも無くなりますように
ドラマは本当に良かった
パクボヨンも良かったけど
指をポキポキ鳴らす
ヨンウジンのキャラがめちゃ良かった
偏見とレッテルというシミ
いつどこで付いたか分からないシミも
傷に隠れて気づかなかったシミも
自分のせいでついたシミも
全部キレイに洗い流してしまおう
乾いて、ふんわりとする毎日を
いつかやって来る朝を待ちながら
ドラマより