飛行機の中で見た映画。レヴェナント、レオナルドデカプリオ主演の映画。
1820年代の北米が舞台で、レオナルド演じるグラスは猟師。毛皮を獲ってそれを売り生活している。毛皮会社に雇われ、仲間と仕掛けをしていると、当時その辺りをテリトリーにしていた、インディアンの襲撃を受ける。

仲間を何人も殺され、船に逃げ込むが、水路だとまた襲撃を受けるかもしれないと、地形に詳しいグラスが陸路を選んだ方が良いと、リーダーに言い皆はそれに従うが、フイッツジェラルドだけが反対する。

陸路を選んだ一行の先頭に立ち、罠をしかけている時、野生の熊に襲われる。九死に一生を得たグラスだったが、喉もかききられ、もういつ死んでもおかしくない状態だった。グラスを連れて帰るのは足でまといで、でもおいて行くわけにもいかず、グラスの息子と若いジムそしてフィッツジェラルドが残り、グラスの最後を見届けて厚く埋葬する事を約束する。その代わり報酬を受ける約束だ。

結局フィッツジェラルドに裏切られ、息子も殺され極寒の中取り残される。そこから息子を殺された、復讐のため何度も死にそうになりながら生還する。

北米の美しい景色と、レオナルドの迫真の演技に圧倒された。極限状態で生還する姿は迫力があり、グラスの過去も時々挿入され、実話を元にしたなんとも物悲しく美しい映画だった。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞を撮った作品。