“え?そこなの?(゚Д゚)”
私の中のワタシがウヘッと唸った
いっそ、通路側に座ってやろうか
そう思わせるくらいの唸りだった
しなやかに動く にこやかなお姉さんが案内してくれたのは、どー見ても“○ーサンですや~ん!!”な、出で立ちをした方たちが前に見える席でした
窓側に座ってお水を一口含んでから、四人の顔を見渡した
確実に二名。
残り二名は単体で見たら、おそらく何も思わないような。
コーヒーだけのつもりが、メニューを広げるとガトーショコラが目に留まってしまいケーキセットにした。
鞄から本を取り出し、続きを読もうとしたが内容が頭に入ってこない
サラサラと文を読み進めているだけで、その世界に入っていけない
ワタシが気になるのは、どうやっても前の四人の方デシタ
右に陣取る横並びの二人
四十か五十代?一名、二十代後半か三十代の若者一名
左に陣取る確実サンは、どちらも年齢不明
年齢という枠なんて、どーでもいいと思わせる匂いを漂わせる二人
椅子の背に腕をかけ、脚を組み、斜めに座るその姿
やっぱ、そうだよねぇ
そうでなくっちゃねぇ~
思わず、顔がニヤついているような気がして、私は姿勢を正した
昼過ぎの駅横のホテルのカフェ
店内には、年配のご婦人グループ
営業回りの孤独なサラリーマン
新聞を読んでいる老人
夫婦?に、見えなくもないカップル
私の後に入って来た、買い物をたーんとして疲れた風の女性二人
全て想像デスが。
ケーキセットが運ばれてきたので本を置いて、フォークに巻いているナフキンを外し‥‥
そのナフキンが床にヒラリと落ちた
すぐさま気付いたお姉さんがこちらに足を進めたのを手で制し、背を屈めた瞬間
目に入ったのは、刺されそうなほど先の尖ったエナメルの靴
若者よ
そうか、お前もか‥‥
それだけで判断すんなよ
ってトコですか(笑)
私が子供の頃、近所に姿をよく見かけるオジサンがいました
学校を終え、一人、また二人と集まってきてシャッターガレージの広場でドッジボールやゴム跳び、鬼ごっこをして遊ぶ子供たちを
少し離れたところに座り、犬と一緒に見ていたオジサン
時々、話すこともあった丸顔に髭をたくわえたオジサン
普段は部屋着みたいな、印象に残らない格好で
時折見かけるパリッとした格好の時には、エナメルの靴が欠かせなかった
普段、何を履いていたのかはもう思い出せないが
ピカピカに光っていたあの靴やスーツ姿は、父とは違う何かを感じさせた
そうそう、五年生の時
運動会帰りの下校時、踏切近くの喫茶店の周りに黄色のテープが張られていました
母に聞いたら、銃撃戦があったとか
諍いがあったのは確かで。
カラオケ喫茶と名付けられたその店、お客さんもその道の方たち
と、いう大人の言うことは噂だけではなかったんでしょうね
ま、昔は、そういう人やコトを見かけるのもそんなに珍しくもなかった
とかなんとか、話が逸れましたが
ガトーショコラは美味しかったです
フォークを入れても生地のパラパラしないしっとりさでコーヒーと合う、程よい甘さ加減
ちょうど、食べ終わった頃
右の二人が席を立とうとするところで
少しづつ緊張感を失っていた私
関心のない素振りを保てなかったようで、目線を感じたのか一人と目が合った
逸らすことも出来ずに
少し微笑んだら、向こうも返してくれました
ま、その時の私は
微笑みというよりは“エヘヘ”に近かったかもしれません(笑)
その確実サンひとりが、斜め向かいに座りなおすと
向こう側にいた確実サンがスーツの上着を脱ぎました
薄いグレー地にラインの入ったスーツの内側は濃い紫色デシタ
おまけに黒い扇子を出し、仰ぎ始めました
いやー、なんとも期待を裏切らない人だなぁー
と、感心していたら
ホテルのロビーに向かうのか先ほどの二人が柵の向こう側を、確実サンたちにキリッと一礼して通って行きました
コーヒーも二杯が限界で
たぷたぷになった胃にそれ以上無理をさせるわけにもいかず、店を後にしましたが
気持ちだけは置いてきました
とあるサッカー選手風(笑)
できるなら、通路を挟まず
背向かいのテーブルに座りたかったなー
声は聞こえるけど会話までは届かない、近くて遠いその距離が惜しかったデス
今、考えると
あんなわかりやすい○ーサンなんているかねぇ!?と思えないこともないのですが
や、そうだ
だって、あの風貌はそうだろー
そうじゃなきゃ何者だ?とも思うし
久しぶりの、好奇心のウズく人たちでした( ´∀`)
て、いうかね
早く寝ないと、、、
って、ハナシですよ
ちょっと書ーこう!!
と、したらまさかのこんな時間
お肌のゴールデンタイムも終わろうとする午前二時
明日、仕事行くのにィ(´・ω・`)



