体重 3730グラム
慎重 54センチ
そして胎盤が大きかった、700グラム以上、（日本人の普通は500グラムくらいらしい）
男の子らしい顔をしていて、
次次に入ってくるナースやドクターに、ハンサムと言ってもらえる。
そんな中、助産師があわてている、
血が止まらないらしい、縫っても縫っても、
出血箇所が分からない、
ドクターを呼んでもだめ、
早く血を止めてーと願う私、
縫われてる時の痛みも分娩に比べたら我慢できるほど、
と思っていたら、助産師が
「あなたは痛みに強すぎる、これは本当は別の下半身麻酔しなきゃだめなのよ」と。
結果、血が止まらず、手術になってしまいました。
我が子とすぐに離れ離れ、
人生ではじめての手術、
でも全身麻酔でないので、全てのやり取りが丸見え丸聞こえ、
これがトラウマになりそうな恐怖でした。
2時間ほどで病室に戻されると、
不安そうな旦那様が暗い病室でひとり（母は友人のお迎えで、次の日に備えて帰宅）
息子を抱えておろおろしていました。夜中の2時か3時頃。
そりゃそうだ、
産まれたての子を渡されて残されて、私は連れて行かれちゃうし。
私は麻酔が切れないので下半身まひ状態、
やっとゆっくりと我が子を見る、
不思議だなー、ちょっと前までお腹の中にいたのにね。
人生で初めて、大役をこなし気分、
命がけで守るものができました。
名まえは旦那様が三つ考えてくれていたけど、
二人とも顔を見て、意見が揃う。
兼心、大きくなーれ。
この時はすぐに家に帰れると思っていたのにね。
