①海老川上流地区まちづくり事業の新しい土地利用構想図

 

②海老川上流地区まちづくり事業のこれまでの土地利用構想図

 

皆さん、こんにちは。

船橋市議会議員の石川りょうです。

 

来週18日より、令和元年船橋市議会第3回定例会が始まります。

現在、議案勉強中です。

 

議案外の案件なのですが、都市計画部から報告がありました。

海老川上流地区まちづくりについてです。

先期の船橋市議会には「海老川上流地区のまちづくりに関する調査研究特別委員会」が設置されており、私もこの委員であったために情報を追っかけていたのですが、選挙を経た今年の5月以降は少し疎遠になってしまっておりました。いわゆる「メディカルタウン構想」です。

 

先日、株式会社フジタが本事業の業務代行予定者に決定しました。これまで船橋市が行っていた仮同意の取得のための役務や、設立準備委員会の事務局としての仕事などは、現在はフジタさんが行っています。

 

さて、そんな海老川上流地区まちづくり事業ですが、都市計画部からの今日の報告で大きな変更がわかりました。医療センターの位置がこれまでの位置より北に移動となっておりました。上の②の土地利用構想図をご覧ください。これまでの市役所の説目では、新しい医療センターは駅前、新駅から北に約150mという立地に作られる予定でした。しかし、①の新しい構想図では、新駅から北に約400m離れた場所に変更となっています。これまでの医療センターを建設する予定だった場所は「健康・医療関連ゾーン」とされており、小規模なクリニックや薬局などが集まり、イメージとしては、医療センターをお城やお寺に例えるならば、城下町や門前町のようなイメージだということです。

 

本事業は組合施行の土地区画整理事業であり、地権者の方々(組合)と業務代行者による民間の開発事業という位置づけになりますので、基本的には船橋市がとやかく言える性質のものではありません。したがって、市役所としては、地権者である土地区画整理事業準備組合と業務代行予定者(フジタ)が出してきた構想であるため、この新しい構想を前提にしていくつもりのようです。

 

駅前に医療センターを持ってくることが、この土地区画整理事業の目玉の一つだったはずなのですが・・・。今後、どうなることか・・・。

 

ちなみに、新しい医療センターの開院予定は令和5年度中を計画しています。

もうあまり時間が無いですね。

そして、現在までの本事業への仮同意取得率は81.3%だということです。

 

2019年11月15日 船橋市議会議員 石川りょう

石川りょう公式ホームページ