少し前、ホームページ経由で
ある広告代理店からメールが来た。
 


某有名ファッション誌の広告の企画で
8社の化粧品やサプリのなかから
どれかひとつを使い、
写真とともに誌面に出て欲しい
という依頼内容だった。
ちなみにギャラは1.5万円。
 
一応8社の商品に目を通してみたものの
使ってみたいと思うものはなかったし、
メール本文の
「■■様にぜひ誌面にご出演を〜」
の■■が私の名前ではなかったので
私宛の依頼ではないのだな、
と思いスルーした。
 


数日後
返信を催促する主旨のメールが来たので
丁重にお断りする文言と共に
「弊社に■■という
 名前のスタッフはおりません」
と書き添えたら
10分後くらいに謝罪のメールが来た。笑
 
 
 
この案件はただのネタなのだけど、
私は宣伝を「頼まれる」のが
本当に本当に苦手、だ。
 
宣伝したいと思ったものは
頼まれなくても勝手に宣伝するし、
親しい友人であるかどうかと
宣伝ができるかどうかは別物なのだ。
 


更に言うと、

友人を応援したい気持ちと
その友人が提供する商品やサービスを
人にオススメしたい気持ちは
リンクする時もあればそうでない時もある。

  
その境目を論理的に説明するのは難しいけど、
一言で言うなら
「熱量のある言葉で自分が語れるかどうか」
どんなに心苦しくても、
この壁を越えられないものを

私は発信することができない。
 


本当はいいものであったとしても、
親しい友人が関わっていたとしても、
その商品やサービスについて
語れるだけの想いが私の中にないと
発信のしようがないのだ。

 
 
 
私にとって

発信はライフワークだ。
インフルエンサーと呼ばれるほどの
影響力は持っていないけど
私の発信を楽しみにし、
その情報を信頼してくれる人が
少なからず、いる。
 
それをよく知っているからこそ
投稿する情報は全て
自分が純度100%な気持ちと熱量で
伝えられることしか載せないと決めている。
 


バラバラなジャンルのモノゴトを

発信しているように見えても、
根底に共通している信条はソレだ。
ドライなようだけど
その信条と友情や義理は少し異なるのだ。
私にとって。
 
 
 
友人であってもこれだけ考えるのに、
たかだか1.5万円のギャラで
使ったこともない会社の商品を宣伝するほど
私は軽い気持ちで発信をしていない。
10倍もらったってお断りだ。
 

私が10年かけて積み上げた信用は
そんなに安いものではないし、

それを軽視するということは

その人自身が自分の信用を

軽視していることに他ならない。
 
 
 
なーんて書いたけど
いざ自分が何かを仕掛ける時に
シェア拡散を願うことは多いし、
実際にお願いしたことだってある。
だからお願いしたい気持ちは

痛いほどよくわかる。
 


でも私はそのお願いを送る時であっても
・内容に興味を持ってくれそうか
・日頃の関係性はどうか
・地域的に参加可能かどうか

などを考えて
お願いする相手をかなり絞り込んでいるし、

 

「友人本人をイベントに誘うこと」と

「友人にシェア拡散をお願いすること」は

全然レベルの違うことだとも思っている。

ちなみに後者の方が圧倒的に

自分と友人の信用を必要とする行為だ。

 

 

 
たった数%の可能性にかけて
無作為に大量メッセージを送る手法もある。
でもそれがどれほど
自分の信用を失墜させているかに
そろそろ気づいたほうがいい。
そんな雑な方法でうまくいった時代は
もうとっくに終わったのだ。
 
 
宣伝をお願いするのが
悪いことだとは思わない。
お願いするとすれば
先に商品やサービスを体験してもらって
『「良いと思ったら」書いてください』
くらいが妥当なラインなのではないかと思う。 
先に宣伝を確約させようとすると
誰かの信用がすり減っていくのだ。
  
 
 
貨幣経済から信用経済へ。 
信用を失うのは一瞬だ。
そして一度失った信用を取り戻すのは
そうそう簡単なことではない。
 
自分の信用と他人の信用、
どちらもを等しく尊重できる時代が
早く来ればいいのにと思う。
 

そしてそんな時代に

早い段階で自分を対応させたい人は

絶対にキングコング西野亮廣さんの

この2冊の本を読んでおいたほうがいい。

 

 

 

 

 

2冊とも読めそうな人は
「魔法のコンパス」から読むと
話の流れがよくわかるし、
どっちかしか読めなさそうな人は
最新刊の「革命のファンファーレ」からどうぞ!

 

この2冊は

私が純度100%な気持ちでおススメできる

本当に本当に素晴らしい本ですキラキラ

 

 

【関連記事】

リンク 道なき道を歩くなら、魔法のコンパスを手に入れよう
リンク 「飽き性な人がレアカードになる方法」を西野さんに聞いてみた件について。

 

 

最後は西野さんの本の宣伝になっちゃったけど

宣伝=広告と信用の関係について

彼ほど経験で語れる人はいないので

この記事と無関係ではあり得ないのだな ウインク

 

 

 

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上田涼子(kikka)

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