本日はかつしかふれあいRUNフェスタに出場。荒川河川敷の特設コースを往復する大会だが、公認記録となる珍しいレース。

 

 

 

 

今回は、11月にさいたま市陸協メンバーで出場した葛飾区民ふれあい駅伝の成績により招待を頂いた。出場種目は10㎞の部。

 

 

 

 

目標 

 

当初の目標は優勝。しかし1名桁違いの走力の選手が名簿に名前を連ねていたので「2位は死守」を現実的な目標に。

 

 

結果 

 

10kmの部 2位 33分58秒

 

Lap:3:11-3:16-3:21-3:16-3:16-3:37-3:31-3:30-3:31-3:22

 

 

目標は達成。次の項目よりざっと振り返ります。

 

 

レース前 

 

スタートは12時15分。朝は余裕がありありがたい。10時40分頃には現地入りし仲間と合流。参加賞を頂いてからアップへ。

 

 

その参加賞がマラソン大会では珍しいロンティー。生地はやや厚めだが、これは冬季の練習に重宝しそうだ。

 

 

さて、天候は快晴。マラソン日和という言葉がしっくりくる空模様だが、爆風によりその言葉は完全に吹き飛ばされてしまった。北西の風が強く、下流方向は追い風だが上流方向は向かい風。この大会のコースは(10kmの場合)下流方向に5㎞走ったのち、折り返して上流へ5㎞。つまり後半が向かい風となる。非常にタフなレース展開が予想された。

 

 

陸連登録者は全員Aブロックスタート。20名程度しかおらずスカスカ。これもなかなか珍しい。

 

 

M高史さんがいらっしゃり、場が和んだのちにスタート。

 

 

 

レース展開 

 

序盤から飛び出したのは先程触れた走力が桁違いのランナー。迷うことなく見送り、私を含め3名で形成された2位集団で歩を進めることに。非常に調子は良く、3'10~15/kmのペース帯でも全く苦しさを感じることはなかった。4㎞付近からはその集団から抜け出し、単独2位へ。「このままペースを上げれば、1位は無理でも余裕で2位は確保できるだろう」と高を括っていた。

 

 

しかし折り返し後すぐ、その考えは甘かったと気づかされる。

 

 

向かい風きつすぎる。

 

 

 

そう、調子が良いと思っていたのは、追い風のおかげ。復路は向かい風となって体を押し戻してきやがった(笑)。細身のため風にはめっぽう弱い。一気にキロ3分45秒ペースにまで落ち込み、記録を狙うのは厳しい状況であることが明らかに。さらに振り切ったはずの集団がじわじわと迫ってきた。ここで力を使ってしまうのは得策ではないと判断し、ペースを落とし集団にあえて飲み込まれることを選択。なおこの時点で1位の選手は視界にとらえることができないほど前に行ってしまっていた。

 

 

3~4名の集団は概ね3分半ペースを維持。軽い仕掛け合いもあり、気づくと2名でのマッチレースに。この時点で残り約2㎞。ロングスパートの方が得意なため、ここで仕掛けることも考えたが、依然として風が強く吹き付けていたためもうしばらく我慢することに。ラスト1㎞からが勝負と考え、並走しつつ体力を温存。しかし、そのラスト1㎞を過ぎペースを上げるも相手も引かず。私は自他ともに認めるラストに弱いランナー。なんとか離したい…とばかりに、ラスト500mほどでもう一段階ギアを上げてみることに。すると少しずつ相手を突き放すことができ、一度振り返ると目測およそ5秒差。このままもう一絞り。最終的には6秒差で血みどろ(?)の2位争いを制してフィニッシュ。苦しい場面もあったが目標を達成できてほっとした。

 

 

そうそう、フィニッシュ後のドリンクエリアは高校生ボランティアが盛大にお出迎えしてくれた。給水のボトルを配ってくれるエリアでは大勢の女の子がキャーキャー声をかけてくれながら、ボトルを渡しそうとしてくれていた(多分10名以上いた)。一番先に目が合った手前の子から頂いたが、願わくば全員からもらいたかったな^^

 

 

 

 

振り返り 

 

今回は当初の目標を達成し、久しぶりにそこそこの規模の大会で表彰台に立つこともできたので大いに満足している。途中一時後方集団に潜り込んで力を溜めようとした判断も結果的に好結果につながったと思っている。

 

一点だけ反省点を挙げるとすれば、前半は臆せずに1位の選手についても良かったかなということ。3分10秒を切るペースでのびやかに走って行ったので自重してしまった。そのため、折り返しの5㎞時点では既に44秒の大差がついてしまっていた。しかしフィニッシュ時の差は59秒。つまり、折り返し以降では15秒しか差が開いていなかったことになる。前半追い風だったのに、気持ちよく走れるペースで推移してしまったのは、少々勿体なかったかもしれない。いずれにしても勝つことはできなかったが、少しはチャレンジ精神を持っても良かったかな。

 

 

↑M高史さんとともに「現状打破~!」

 

 

レース後 

 

知り合いの某東京マラソンエリート選手(市民ランナーだが半端なく強い)も出場していた(ぶっちぎりで女子優勝)。看護師ランナーとして名高いですね。

 

 

仲間とダウンをして帰宅。さらに夕方は13㎞程追加でダウンジョグ。充実した一日となった。そうそう、表彰式後には知らないおじちゃんが「お!さいたま市の選手!!」と言いながら写真撮影してきた(笑)。私に関してはフリー素材なので撮影はご自由にというスタンスだが、多くの方は突然の写真撮影はNGかと思うのでお気をつけあそばせ(笑)。

 

 

 

 

今回に関してはタイムはボロボロ。とはいえ元々タイムよりも勝負というスタンスで挑んでいたのでそこはいいでしょう。何よりも久しぶりにレースを思う存分楽しめた。河川敷のレースながら応援は熱いし、会場も盛り上がっておりお祭り感も強い。たまにはこういった大会に出場するのもいいものだなと感じた。タイミングが合えば来年も参加したいな。

 

 

 

運営・ボランティアの皆様、一緒に走られた皆様、ありがとうございました!

 

 

 

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