先日、長男が演出・脚本をする舞台を観に行きました。

 
それは、大学生らしい未完成さと瑞々しさが混ざっていて、美しいな…と感じました。
 
音楽を聴くのが大好きな彼らしい、
音響や照明も彼らしい、
母だからこそ分かるジーンとしたものがありました。
 
 
 
高校生のとき、国内で活躍されている有名なプロの方々によって創られる舞台に参加した経験。
 
大学生になって、その世界では有名な演劇プロデュースユニットに入り演出助手として積んだ経験。
 
 
 
経験を積み重ねるってすごい、と教えられました。
 
 
普通の人には出来ないことが出来るようになる。
 
 
好きこそものの上手なれ。
 
 
 
好きである、って大事。
でも、好きなだけではダメ。
 
行動しなくては。
 
経験をして、悩んで苦しんで失敗して、やっと「好きなことが出来る人」になれるんじゃないかな。
 
 
 
長男は、長距離走が大好きで。
才能も運動神経も普通以下だったけれど、努力を重ね中学や高校で学校では1番になれるところまでは行きました。
 
でも、やはり元々備わっているものがある人を超えられない…と思ってしまったのが高校生の時。
 
 
そんな時にみつけた演劇は、心に刺さったんでしょうね。
 
 
元々、本が大好き。
 
演劇は、自分が好きな国語や社会に近かったのかなぁと。
私はそう感じています。
 
 
 
 
あと、仕切るのが大好き。笑
 
 
次男は小学校〜高校まで長男とずっと同じ学校で。
兄が目立つことがとても苦痛だったそうです。笑
 
 
全校生徒が体育館に集まり校歌などを歌う時は、
絶対兄の声が1番に響いている。
それが凄く嫌だった…と。
 
長男は、そういう場でチンタラしてる奴が大嫌い。
歌う時はデカイ声で歌えばいいんだよ。
という美学。
めちゃくちゃ音痴でしたけど、それがどうした?音痴より恥ずかしいのは、小さい声でカッコつけてるお前らだろ!…みたいな、アツイ男。笑
 
担任の先生に「彼がクラスを仕切ってまとめてくれるので担任としてすごく楽です」と何度も言われました^^;
 
 
 
私は息子として、いつも誇らしかったですけど。
 
次男は、いつも先生たちに比べられること、自分のキャラではそれは出来ないこと…
葛藤を感じていたのかもしれませんね。
 
今はそんな兄を尊敬しているようです。
「お兄ちゃん、性格わるいけど」
って言いながら^_^
 
 
 
私がこの仕事を始めたきっかけは、
宿題を嫌うレベルが有り得ないぐらい酷かった長男に、親の後ろ姿、背中を見せようと思ったことが始まりです。
 
 
先生にも、
「頭は本当に1番良い。だけどアイツはほんと宿題やまとめが苦手!っていうかできん!あのままじゃダメ!」
といつも怒られていました。
 
私自身は、それが彼の個性だ、と思っていたけれど。
日本の社会、学校のなかではそれは通用しない。
 
 
怒るのも疲れちゃうし、
まずは私が勉強しよう!と思ったんです。
 
 
隣でテキスト開いて勉強すれば、ヤツもやるようになるのかも。
 
…でも、やらなかった!笑
 
 
私が自分でサロンをやれば、夢は叶う!と息子たちに教えてあげられる、と思い頑張ってみた。
 
 
それは、なんか少し伝わってる気がする。
 
 
会社経営も、大変な様を見ているので息子たちみんな応援してくれている。
 
 
ママが失敗して家が無くなってしまっても俺らは構わないよ!って言ってくれる。
応援しています!とLINEでメッセージをくれる。
 
 
背中を見せ続けて良かった〜、と思う瞬間はそういう時かな。
 
 
 
そして。
見せているつもりだった背中。
 
今度はヤツに見せられた。
 
身長が低いから背中も小さいけど。
 
長男が自分の背中を見せてきた。
 
 
我が息子ながら尊敬した。
次男同様「お兄ちゃん性格悪いけど」笑
(毒はあるけどめちゃくちゃいいヤツです)
 
 
嬉しさと悔しさが入り混じる。
ちょっと悔しい。笑
 
 
ママも仕事頑張るね、ってLINEした。
 
 
まだまだ私の背中を追い越して欲しくない!!
 
 
 
おまえはまだ青二才だ!と言える頑固な母でいたい。
 
 
 
 
「相利共生」をテーマにしていた脚本。
 
 
「俺は文学じゃなくて社会学をテーマにした演劇がつくりたいから社会学部に行く!」
 
と決めた進学。
 
本当は国語が得意で、国語や現文は天才的な才能がある、と小学校から高校まで言われ続けた。
市内で1番の進学校の生徒さん達よりも現文だけで言えばズバ抜けて成績も良いし才能がある、とも言われた。
 
母は、そう言われてもあんまり意味は分からなかったし、今でも正直よくわからない。
 
 
国文科だったらもう少し希望の大学に行けるのでは?と話してみたけど、そこは頑固に譲らなかった。
 
 
で、ちゃんと社会学をテーマに脚本を書いて演出をし、音響や照明もやり、学生演劇をやり遂げた。
 
 
 
過去、現在まではきた。
 
あとは未来。
 
 
就職でも、演劇でも、全然違うことでも、正直なんでもいい。
 
 
失敗も間違いも、人だから経験して欲しい。
 
でも、どうやって未来を生きるかはちゃんと考え続けて欲しい。
 
今までそうしてきたように、目的をもち未来を想い描き切り拓く、そんな生き方。
 
 
 
そして、長距離をやっていた時に…多分…東洋大学への憧れはあったと思う。
全く関係なくその大学に入り、そこで大好きな演劇を社会学をテーマにやっている。
 
 
社会学に馴染めず一度は辞めようと悩んだ大学。
でも、続けて良かったみたい。
 
 
全く方向性は違うけど、自分が頭で想い描いたものってなんかカタチになるんだなぁ。
 
 
ぴったりではなくても、ズレていても、なんとなく近いところまではいける。
 
だからやはり、想い描こう!!!
 
 
 
 
 
 
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