テナント料の高い京都駅構内に安いうどん店が
進出しており、どれどれと早い夕食兼ねて訪店。
一番の名物がこの”鶏卵カレーうどん”なので
取敢えず一杯680円を賞味してみた。
店名のつくもとは長崎の九十九島を指すらしく、
そこで獲れたカタクチイワシをベースに出汁を
こしらえ、それを下層に置きカレーを加え溶き
卵を落とすとこのうどんの出来上がり。
2層構造になっており、余り混ぜずに食べ
始めれば味の変化が楽しめる様になっている。
※店員さんは良く混ぜて食べてくれと言っていた。
しかしそのいりこ出汁はかなり塩分が強く、
辛めのカレーソースとは喧嘩をしていた。
溶いた卵の風味など微塵も感じられるず、
小ライス貰って残り汁をご飯に掛けて食す
のに適した構成となっている。
こだわりの生麺はこしが強くつるつるだが、
つゆの旨味を跳ね返してしまうほどで、
もっと素直なしなやかさが欲しかった。
おそらくカレールーが良くない・・・
もうひとつ工夫しないと安くて量が多いだけでは、
京都店舗としての品格は伝わってこないかな・・・
しかしこれだけでは店に失礼なので、翌日には
通常のうどんに、もう一つの店の売りの鶏天の
乗った物を食してみたが、こちらの方はかなり
いりこ出汁も素直に味わえ、揚げたての鶏天は
ホクホクのアッツアツ、昨日は自らカレーのルー
を跳ね返していたうどんも実に良く馴染んでおり
通常のうどんの方が何倍も美味しかった！！
カレーうどん食うならチェイサーで白飯。
普通で良いのなら鶏天載せて召し上がれ！
ま、あくまで私見なのですいません。