嵐の5人が出演している映画『黄色い涙』の完成披露試写会に行ってきました。
ニノのファンですからね、とりあえず、観ておかないと。
監督は、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心さん、原作は永島慎二の「黄色い涙」シリーズの「若者たち」。脚本は、市川森一さん。
1963年の東京・阿佐ヶ谷が舞台の青春群像劇ですが、イチオウ、売れない漫画家の二宮くんが主演でしょうか。
上映に先立って行われた記者会見ーーというより、トークショーは、なかなか面白かったです。
ナマ嵐を見るのは、初めてだったのですが、コメントや質問に対する対応などにそれぞれのキャラクターが現れていて、TVとは全く違った印象を受けました。
ところで、この映画で興味深いのは、製作・配給がジェイ・ストームというところ。
ジェイ・ストームは、ジャニーズの映画部門(会社)ですが、これですでに6本目だそう。
さらに、驚きなのは、この映画の上映形態。恵比寿ガーデンシネマをメイン館に東京グローブ座などで公開されること。
以前は、アート系の映画は、単館系ともいって、恵比寿ガーデンシネマやシネマ・ライズ、Bunkamuraなどで文字通り、単館上映されていたのですが、最近では、アート系のシアターでも都内2館、3館とミニ・チェーンで上映されることも多くなってきました。
が、東京グローブ座は、ジャニーズファンにはおなじみの、ジャニーズが所有しているシアター。
ココと一般映画館が組むというのは、画期的なのでは?
ジェイ・ストームの製作も本格化し、今後もジャニーズ製作映画がたくさんつくられると思いますが、こうした上映形態も増えてくるでしょう。
数年前から、映画界では、業界再編成が目まぐるしく行われ、老舗配給会社が姿を消したり、買収や合併がさかんに行われていますが、こんな変化は、まだまだ続くでしょうね。
そういえば、吉本興業が出版社の小学館と組んで、神保町にシアター兼映画館をオープンしますね。
ダウンタウンの松本氏も映画を撮ったようですが、吉本興業の映画界への本格的進出も今後どうなるのか、興味深いところです。