午前十時の映画祭 『2001年宇宙の旅』 | CINEMAな毎日

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【 goo映画の解説 】

<午前十時・・>で上映されているのは、「デジタル・リミックス・サウンド スコープ・サイズ70mm(再現比率)」版だとか。

専門的な事はよく分からないけど、確かにいい音&美しい映像でした。


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「ツァラトゥストラ・・」が使われていること以外、何の予備知識もなく鑑賞(基本、どの映画も)。


これが45年も前に作られた映像 !?

2001年どころか2010年になった今観ても、モダンでスタイリッシュ(こんな表現していいのか?)。


宇宙船などが無音でスーッと飛んで行く様子や、ヒルトン・ホテルまである船内のデザインなど、かなりオシャレで洗練された感じな事にビックリ。


漫画チックなのでは?、と思ったりもしてたので、想像以上にススんだ映像のオンパレードにワクワクでした!

実際この当時は、月面着陸もまだだったのでは?


最初に出てきた類人猿?も、その完成度が何げにレベル高い気が。

(この時登場した石碑のようなモノ、きっと“どこでもドア”みたいな役割だろうと想像してました^^)



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「月で何か起こっているようだ」「人間以外の生物がいるみたいだ」

あ、そっち系ですか。 それともミステリーなのかな? とか思っていましたこの時は・・・。



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コンピューターのHAL(ハル)君との対決(心理戦)を、グッと力を入れて観ていたら、それからですよ・・・。

最後に予想もつかなかった衝撃映像 !!


正直「???」なのに、何故か両腕がゾワゾワ~っと。

BGMの効果も大きく、自覚が無いのに感動の鳥肌・・・。 

(『アバター』『月に囚われた男』を先に観てたのも良かったと)



宇宙は母体? 母体は宇宙?

コンピューターや電子機器に依存している現代に向けて、警告されているようにも思えました。

自分なりの解釈をしておけばいいかな? そうしとこ。



数々のクラシック音楽、呼吸音・無音の繰り返し、不気味な音楽や電子機器の音など、様々な「音」も強く印象に残りました。



~ エンドロール後の暗い場内で、「美しき青きドナウ」をじっくり堪能。 こんなにいい曲だったんだ!