10/19
現地校の教科書はクラスにあるものを貸し出したり、という感じで、政府から配布というのはない。教科書にも自由を求めるのがアメリカらしい、ということなのかもしれないけど、軍事費のお金があるのなら、少しは教育に回せと思ってしまう。日本の教科書無料配布はすばらしい、とこういう時に実感する。両親が小学校の時はまだ無料配布はなく、教科書を持っていない子供もクラスにいたらしく、うちの祖母が書き写して、持っていない子にあげていたらしい。
以前トルコも無料配布ではなかったらしく、日本は義務教育では教科書が配布されることを主人が知って、驚きとともにため息をついていた。
それで、今年長女が借りている教科書は、ハードカバーの分厚い本で、厚さは2cmぐらいあるかも。今日の社会のテストで川の名前が書けなかったといって、本を開いていた。それで、世界地図を見ていて、「ソビエトユニオンって今のロシアのこと?」というので、「フォーマーソビエトユニオン(former Soviet Union)って書いてない?」と聞くと、書いてないという。
フォーマーソビエトユニオンというのは、日本語で言う旧ソ連なんだけど、ちょっとそれ見せて、といって見ると、確かにソ連としか書いてない。ドイツは? ユーゴスラビアは? と思ってみると、ドイツは東西に分かれてるし、ユーゴは分裂前だし、チェコもスロバキアと分裂前。
長女が「載ってる写真も古いよ」とパラパラめくると、子供たちの写真もなんか古い。20年ぐらい前のものかな、と思って出版年を見ると、「1990年」。
この社会の教科書の題名が、「The United States, Yesterday and Today(アメリカ合衆国、昨日と今日)」。
「イエスタデーとトゥデーって、イエスタデーとイエスタデーやん」と突っ込んだら、長女は笑って倒れそうになっていた。