お父さん、定年ですね!お疲れ様でした☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

しかし!

「いっつも重い物ばっかり運んできたので、もう腰が痛くてたまらない。多分これからもこの痛さと付き合っていくしかないだろうね」。(´д`lll)

「湿気の激しい現場で働いて来た為に酷い水虫なんだ。ちょっとやそっとの事では治りそうもない」(ノ_-。)

こんな例は結構有るのではないでしょうか?現に観た事もあるし、そうされそうになったときに危うく回避した事も有ります。

腰の保護バンドは私の知っている限りでは1万円以下、防水靴は多分もっと安いでしょう!また、ちょっとした排水設備で、かなりの人体への保護が成就されるケースも観て来ました。


以前にもお話しした事あると思いますが、組織で一番偉いのは現場最先端で働く人、売る方なら鞄を引っさげて暑い日も寒い日も苦しみにあえぎながら売り回る若手、若しくは新入りのセールスマン達だと思っているのが私です。

現に勤め時代、上記の様な立場の人達の相手のためを真に思った機転の利かせ方で、大いに助けられた事も有った私です。


そして組織の上に行けば行くほど、その人達を補佐し、地位とは逆に、言わば頭を下げて彼等に使われるマインドを持つべきなのです!(いわゆる黒子のマインドと言う訳です。ある本でプロ野球で西武ライオンズ等の監督を務められた森祇晶さんが、《プロ野球においての主役は選手であり、監督、コーチはその黒子である》と語っておられたのを読んだ事が有りましたが、私は正論だと思いますし、一般社会でもどんな組織でもこの事は言えると考えます。)。

大体上に行けば行くほど社会の接点である真実を知る事は難しくなって行くのですから!

本当に必要な投資を「経費の節減だ」といって下の人達をどんどん締め上げる上層部は果たして自分達はお金を有効に使っているでしょうか?私は例を挙げたらキリがありませんが、この事に疑問を大いに抱いている一人です!

最近、江戸時代の米沢藩主として、藩の危機的財政を立て直した名君と称された「上杉鷹山」の事について書かれた、「上杉鷹山に学ぶ」(鈴村進さん著)《知的生き方文庫》を読ませて頂いたところ、この点についてかなり明確な知識を鷹山は持っており、実践して行った事が良く述べられていました。

私は勤め時代に、上が何かあるとすぐ、下の側に意味の無い経費節減を叫んで、その癖自分たちは、人的、時間的、その他あらゆる馬鹿な金の使い方をやめようとせず、とばっちりを食って大迷惑を被った経験を経てきました。

安全に、そして快適に働かせてもらえるのだと人は知ったとき、素晴らしい力を発揮できて、しいては効率、信頼感、無駄な経費の節減、そして利潤に対しても良い効果が巡って来るのではないかと確信するものです。

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