何を定義として幸せと感じるか
どのような状態に幸せを感じるか
これらは勿論、その方その方によって
とても大きく変わってくると思います。
美味しいものを食べて幸せを感じる方
動物との触れ合いから幸せを感じる方
自然の中に身を置いて幸せを感じる方
物質的な豊かさによって幸せを感じる方
この世は本当に様々な形の幸せで溢れていますし
幸せを享受しながら人生を存分に
謳歌している方がたくさんいらっしゃいます。
ですがその一方では「幸せになりたい」と
強く切望しながら生きている方も存在しています。
私たちは「幸せになること」を大前提としながら
この世に生を受けていますので
幸せになりたいとの願いは至極当然のことです。
それでも「幸せになりたい」という願いの裏側には
深い落とし穴がひっそりと隠れているように思います。
「幸せになりたい」との思いは
実は、いまの私は幸せではない ことを
ご本人が肯定している状態だからです。
幸せではないことを肯定している状態で
「幸せになりたい」と強く願ったとしても
引き寄せや実現化はやはり難しくなってきます。
また「これが得られると幸せになれるのに」との思いも
少しばかり危険性が含まれてくるかもしれません。
願ったものが手に入るまでは幸せになれないことを
無意識の内に条件付けているからです。
仮に願ったものが得られたとしても
「次はこれを手に入れなければ幸せには・・」という風に
同じループが永遠に続いていく可能性があります。
それでは、もっと幸せになる為には
一体どのようにすれば良いのでしょうか？
個人的に答えはとてもシンプルであると考えています。
いま自分の心や生活を包んでくれている
小さな幸せの数々を見つけ出して感謝することです。
例えどのように些細なもののように思えても
私たちの周りにはたくさんの幸せが輝いています。
その輝きにそっとフォーカスしながら感謝するだけで
新たな幸せは必ず舞い込んでくるはずです。
何も願わなくてもいまのままで私は十分幸せなんだ
このように実感することが出来るようになると
幸せの波動はどんどん上昇していきます。
貴女はいま幸せですか？
何も求めなくても、何かを特別に願わなくても
いまの貴女はそのままで十分幸せなのだということを
優しく肯定してあげて下さい。