一筆書ききっぷの旅28・モダン駅の横綱!出雲大社前駅 | 未来色スケッチ

一筆書ききっぷの旅28・モダン駅の横綱!出雲大社前駅

焼けるように熱くなったサドルに思わず立ちこぎしながら、
出雲大社前駅に戻ってきました。
ここも変わった駅舎で有名なのです。


やっぱりダッシュで駅を見る

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JR大社線なき今、出雲大社参拝客の唯一玄関口として、
たくさんのお客さんに愛されている駅です。
駅舎は登録有形文化財や近代化産業遺産にも登録されています。

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何を意図してこのデザインになったのかは不明ですが、
丸い屋根にステンドガラス、という昭和5年当時にしては
かなりモダンな西洋建築だったと思われます。
(汚れていますが)白壁で、敷地はさほど広くありませんが
高い天井のおかげか、あまり窮屈な印象はありません。

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変わりもの建造物が大好きな私としては
この駅舎をじっくり眺めて堪能したいところですが、
次の列車で戻らなければならないため、
急いでレンタサイクルを返却しなければなりませんでした。

鍵を返しに行くと、おばちゃんが「マジで帰ってきたのか」という顔で
私を迎えてくれました(笑)。
観光時間もさほど取れずに折り返し列車に乗る私を
不憫に思ったのか、去り際におばちゃんが
「よかったらこれ持っていきなさい」と一筆箋をくれました。

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優しい…。ありがとうおばちゃん!


デハニ52もいるんです

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出雲大社前駅のホーム横には、映画の撮影で使われていた
デハニ52が展示されています。

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中にも入れるよ!

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時間がなかったのでひとまず写真だけ撮って、
川跡に向かう列車に乗っちゃいます。


今回最後の一畑電車乗車は、元南海電車

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出雲市駅前のホテルに荷物を取りに行くべく、
大社線の列車に乗り込みます。

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この南海電車は、高野山へ向かう列車として活躍していたもの。
急勾配を上り下りするので「ズームカー」と呼ばれていたとか。
穏やかな余生を送っているわけですね…。

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川跡駅では隣のホームに乗り換え。
北松江線、電鉄出雲市行きに乗り換えです。

こうして、5時間弱のバタデン散策の旅が終わりました。
本当は他にも立ち寄って見たい駅がたくさんあって、
時間の都合上泣く泣くカットになったところもありましたが、
映画の熱が冷めないうちにロケ地をまわることができたので
このタイミングで行けてよかったかなーと思います。
次回はレンタサイクルを絡めた旅がしたいなぁ♪

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