イタフレ和のフュージョン | 道楽街道真っしぐら

イタフレ和のフュージョン

タイトル意味わかんないっすよね(笑)
自分でも書いておいてなんだっけと考えちまいました(笑)


いきなりですが、現代で終身雇用ってなかなか聞かなくなりましたよね?
うちの親父なんかは終身雇用のタイプですが僕は違います。今の会社で4ヶ所目です。
そして全部全く違う業種。どちらがいい悪いってのは関係なく、僕個人の考えとしてはいろんな世界を見れてるので悪かぁないな〜って感じでいます。


料理の世界でも一つのジャンルを全うする人もいれば他ジャンルの経験がある方もいらっしゃいます。


先日、久しぶりにペルレッコのディナーへ行ってきました(やっと本題突入)
シェフはイタリアンの料理人ですが、なんと初めはフレンチの世界に身を置いていたそう。

後々イタリアンに転向してからその当時お店の隣が和食屋さんでお客として通っていたそう。そこでの交流で和食もいろいろと教えてもらったようです。


新潟でお店を開いてからは"南イタリア料理のお店"としてやってますが、近年はフレンチや和食の要素も含まれ、本人もイタリア料理を作ってる感じじゃないなんて話します(笑)

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一皿目、キンメダイを炙ったカルパッチョにアワビのコンソメ煮。
ホワイトバルサミコを使った魚醤ってのもありました。
キンメダイは炙る前にあれこれしてるからか皮目にナッツのような薫りを感じました。ただしカルパッチョというよりお造りの厚み(^^;;

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ヤリイカの炭火焼。イカスミで調理したもち米を巻いて。
上にはオータムポエム。右下はパプリカのソース

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バイ貝の一口リゾット。
出汁と野菜の甘みがとても強く砂糖を入れてるのではないかと思うくらい。
どうやら和食で使うあの調味料を入れてる模様。

バイ貝の肝がとても良いアクセント
はさ



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桜エビとイサキのリングイネ。
桜エビ、イサキ、セルバチコ、トマト。
それぞれの個性が死なないやり方で合わせてます。

このパスタには雪中梅の本醸造やにごりを合わせたい。想天坊のプロ仕様とか時期的に言うなら朝日山の桜日和とか。鮎正宗のピンクのにごりもいんでないかしら。

ただ、大食らいには足りない(笑)

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足りないのでパスタの追加(笑)
豚のラグーのパスタ。

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メインは子羊の肩ロースと肩。
ジャガイモのガレットで包んだやつとパイ包み。

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抹茶のジェラートにショコラ。
フォンダンショコラのようにとろ〜っとしてて抹茶のジェラートも濃くて負けない。

これぞラスト!って感じ。


綺麗な料理だと思います。

シェフは仕込みを含め料理を作りこむので提供時間は遅いです。

しかし、待った先に喜びを感じるならば気にしない気にしない(^^)