今週の山中、靴購入週間でした。
日曜日、繁華街に赴いたわたしはとてもフレンドリーな店員さんに陽気に営業され、
最後にはわたしが店員さんに敬語を使い、店員さんはわたしにタメ語で接客するという
一風変わった販売スタイルでノリ負けし、全く買う気はなかったのに気付けば
渋谷からお取り寄せまでしてお洒落ブーツサンダルを購入していました。
あれは完全にノリ負けでした。
戦わずしての敗北。
同日、スーツ用にと買った靴を昨日着用。
夕方にはむくみでパンパンになりついには履くことさえ儘ならなくなりました。
ご存知ですか、靴に限らず身体に合わないものを着用し続けるとたちまち変な汗が吹き出し、
吐瀉しそうな衝動に駆られるということを。
その時のわたしは、顔では平然を装いつつもいっその事両の足を切り取って欲しいとさえ思っておりました。
仕事も終えて帰宅するだけなのですがどうにも耐え切れなかったのです。
そんな時、母からメールを拝受。
母のオフィスはシエロのすぐ近くにあり、急遽会うことに。
わたしは母に会うなり言いました。
「足が痛い。そして金は無い。」
母は何も言わず、わたしを靴屋の前に連れてゆき初めて口を開きました。
「好きなものを選びなさい」.。
母の愛とはなんたるぞや。
それは天より高く、海より深い。
何も言わない母を尻目にそそくさとお洒落サンダルを選び、酒まで馳走になってスキップで帰りましたとさ。
母ネタ尽きない。楽すぎる…。