9ヶ月前に他院にて挙筋前転術を受けられていますが、
二重のライン上に2ヶ所目立つヘコミがあるため、その修正を行いました。
切開の修正のみで治るのか、挙筋前転術をもう一度やり直す必要があるのかは、
中の状態を見てみないと分からないため、
術中に修正方法を決定する形で手術を行いました。
へこみの原因は皮膚と瞼板との癒着でした。
外側の癒着はそれほどではありませんが、
通常は3ヶ所固定する場合が多いですが、
外側寄りに1ヶ所だけでした。
ピンセットで持ち上げているのが挙筋腱膜です。
二重のラインの一部がへこんでいる方の修正を時々行いますが、
今回のように大々的な修正が必要な場合が多いです。
今回のヘコミの原因は、二重のラインを作るために、
瞼板と皮膚を強く癒着させ過ぎたためです。
通常挙筋前転術を行う場合、
瞼板固定法で二重のラインを作る事はありません。
今回の方はモニター様ではありませんが、
術中写真だけ協力していただけました。
ありがとうございました。
この施術に関するご相談・お問い合わせは
シエル美容クリニックまでお願いします。
眼瞼下垂の症例を多数公開しています。