名古屋での用事の後、帰る時に~
『ミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル』を観てきました
劇場で観たい~と思っていたのですが・・・観て来て正解でした~すごく面白かったです
いつもは、名古屋で見るときは、名駅そばのミットランド・スクエア で観るのですが~
時間の関係で、名駅から13分~という109CINEMAS に行ってきました。
ところが、初めての映画館だったから~迷って30分もかかってしまいました
『ミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル』は、公開されてから時間が経っているけれど
思ったより混んでいて、半分ぐらいは席が埋まっていました
それほど~観ごたえはありました
それから何日か前に、DVD『わたしを離さないで』と、『モールス』を観ました。
『わたしを離さないで』は、ストーリー全体が重いのだけれども、どう生きるのか~
考えさせられる作品で、『モールス』の方は、ホラーだけれども~それでいて、
哀しくて切ないところがある作品でした。
ミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル
『ミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル』
監督 ブラッド・バード
キャスト
トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト、ウラジミール・マシコフ、サムリ・エデルマン、レア・セドゥー、ジョシュ・ホロウェイ、アニル・カプール、トム・ウィルキンソン、ビング・レイムス、ミシェル・モナハン
ストーリー&感想
トム・クルーズ主演の第4作めで、今回はブタペスト・ロシア・ドバイ・ムンマイ(インド)など世界の都市が
舞台となり、街並みも堪能できるような素敵な映画に仕上がっていました。
トム・クルーズ主演ですから、アクションも満載で、特にカーチェイスは見ものです。
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生してから、IMFのエージェントであるイーサン・ハントと、
彼のチームが事件の容疑者にされてしまうのです~アメリカ政府は、イーサンのチームに、
「ゴースト・プロトコル」を発令し、IMFを消していまうのです。
そこで、チームだけでロシアからドバイ、そしてムンマイへとわたり、ミッションをこなしていくのです。
トム・クルーズ
逃げる時の風貌が~ダークでカッコイイです
ドバイ 高層ビルより
ドバイの世界一高いビル「バージュ・カリファ」での撮影で、
トムは身体をはって、ビルから吊られるという撮影がありました。
ドバイの街が見渡せるビルからの大迫力のアクションが満載でした
ドバイ 向こうから砂嵐が迫って来ています
犯人を追いかけて~この後、砂嵐の中カーチェイスを繰り広げます
来日 記念撮影
監督 トム ポーラ・パットン
日本に来てくださってありがとうございます
わたしを離さないで
【ネタバレあります】
『わたしを離さないで』:『Never Let Me Go』(2010 イギリス/アメリカ)
監督 マーク・ロマネク
キャスト
キャリー・マリガン アンドリュー・ガーフィールド キーラ・ナイトレイ
シャーロット・ランプリング サリー・ホーキンス リー・リシャール
アンドレア・ライズボロー ドムナル・グリーソン イソベル・メイクル=スモール
チャーリー・ロウ エラ・パーネル
『わたしを離さないで』の原作本:著者、カズオ・イシグロ
2005年発表の長編小説で、同年のブッカー賞最終候補作品です。
ストーリー&感想
介護人のキャシー(キャリー・マリガン)は、イギリス郊外にあるヘールシャムという施設で
育ったことを思い出すところなのですが、とても切なくなってきます
キャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、
トミー(アンドリュー・ガーフィールド)は、ヘールシャムという施設で、
ある運命を背会って育った3人でした
決められた運命~クローンとして生まれ、やがて提供者となり、
短い一生を終えるという特別な運命だったのです。
ある日、オリジナルに合うために外出をします
始めて入る、レストラン~注文するのにも戸惑い~
オリジナルを見るために~窓から覗きこむ!
自分のオリジナルにあう~それは何かとても大切な人に会うかのようでした
そして、はかない運命が待ちうけているにも関わらず、描かれる風景が綺麗で~
ヘールシャムの静かなたたずまいや、コテージ周囲の田園風景に、
ノーフォークの海岸や浜辺は、ものすごく夢のように美しくて~益々切なくなりました。
こんなにも綺麗な自然の中にもかかわらず、
三人の運命を簡単に飲み込んでしまうような~生命ってこんなに軽いものなのか~
でもだからこそ生きることの重みを感じることが出来るのもしれないと思いました。
モールス
【ネタバレあります】
『モールス』:(Let Me In)
監督 マット・リーヴス
キャスト
コディ・スミット=マクフィー クロエ・モレッツ
イライアス・コティーズ リチャード・ジェンキンス
『モールス』の原作本:ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
ストーリー&感想
いじめられっ子のオーウェンが暮らすアパートの隣に、ある日の夜、
アビーという女の子が引っ越して来ます。彼女は、雪深い街にはふさわしくない素足のままでした。
オーウェンは、この不思議な少女とアパートの中庭で、会うようになります。
そこで、徐々に二人は惹かれあっていくのですが・・・
アビー役を演じたのは、『キック・アス』の大ヒットで一躍有名になったクロエ・モレッツです。
オーウェンは、ルービック・キューブをなんなくクリアするアビーに魅かれていく
このシーンは、オリジナルの『ぼくのエリは200歳』の下のシーンと一緒~
『ぼくのエリは200歳』では、名前が、オーウェン役がオスカーで、アビー役がエリとなっています。
『ぼくのエリは200歳』は、こちら に感想を書いてます。
もし、よかったらみてくださいね~
邦題:『モールス』は、二人が壁越しの会話をするときに使ったモールス信号のことです。
壁越しのモールス信号で、しだいに心を通わせていくのです。
『ぼくのエリは200歳』と、要所とオチは、ほとんど変わらないけれども~
上の写真に映っている『ロミオとジュリエット』の本は、『ぼくのエリは200歳』にあったかどうか~?
『モールス』は、男女間の恋愛を表していて、アビーは女の子として描かれています
でも、『ぼくのエリは200歳』は、エリが初めは男の子だったとされています。
アメリカでの原題は、『Let Me In』=私を招き入れて
バンパイアは、初めての家へ入る時は、家の持ち主から招待されないと、入ることができない~
魅かれあう二人だけれど、アビーがオーウェンの心の中に入ることも、オーウェンから何らかの
アクションがないと、入れなかった~物凄く哀しいものを感じました。
ある日、自分の隠れ家に連れて行ったオーウェンは、アビーの哀しくも恐ろしい秘密を知ってしまう。
町では残虐な連続猟奇殺人が続いていた~
そして、衝撃的なラストへの幕開け~
オーウェンは、学校で相変わらずいじめっ子に、いじめられていました。
アビーは、そんなオーウェンを見かねて、いじめっ子を、「やり返すのよ」~
「私が守ってあげるから」と言います。
ラストのプールでのシーンは、この言葉通りの展開となります
オリジナルの『ぼくのエリは200歳』とは、なぜだか感じ方が違いました。
オリジナルでは、ここまでの仕返しを望まない~と思ったのに対して、
『モールス』の時は、助けに来てくれてありがとう~と思ってしまうようなラストでした