2021年秋、子宮内膜症(左右卵巣チョコレート嚢腫7cm)の手術を行なった、30代女性のちよこと申します。

 

手術の記録はこちらにまとめています


病巣のみ腹腔鏡で摘出、4泊5日の入院・手術でした。

 

今回は再発予防について試行錯誤していることと、「再発する」という事実が本当なのかどうかのお話です。

 

 

子宮内膜症の手術後は、ピルなどを飲むことが一般的

手術から1ヶ月後の定期検診では、再発はありませんでした。

 

ただ、今後薬物療法しないと再発率が30%ほどあると言われ、低用量ピルかディナゲスト(ジエノゲスト)の服用を薦められました。

 

でも、ヤーズフレックスはひどい副作用が起こったのでもう服用したくありませんえーん

 

ディナゲストは、10年ほど前ではありますが、鬱症状を起こしたので選択肢には入らず。

 

違う種類の低用量ピルである「ルナベル」を試すことになりました。

 

 

低用量ピル・ルナベルを試す

ルナベルは、ヤーズフレックスよりも古いお薬ですが、そのぶん服用者数が多く、血栓症のリスクもヤーズフレックスより低い、と言われています。
 
合えばいいな……と期待して飲みました。
 
ヤーズフレックスよりは、ひどい副作用はなかったです。
 
ヤーズフレックスでは、猛烈な喉の乾き、吐き気、倦怠感、目まい、空腹感、虚脱感、ブレインフォグ…などとにかくいろんな不調が出ました。
無理して飲み続けた結果、最終的には倒れるという始末ガーン
 
 
 
ルナベルは、倒れるまではいきませんでしたが、日常生活を送るのはしんどかったです。
 
フルリモートワークなので仕事はできましたが、「かろうじて」というレベル。外で働くのは100%無理です…。
 
また、買い物や外出もつらく、土日のドライブもしんどかったです(助手席に乗っているだけなのに)
 
つらかった症状は、倦怠感、ソワソワ、虚脱感、立ちくらみ…などです。
 
通っていた婦人科の予約が1ヶ月くらい取れなかったので、悩みに悩んだ挙げ句、自己判断で中止してしまいました。
 
このまま飲み続けていれば良くなったのかもしれないけど、飲み続けて余計に体調を崩すリスクもあります。
 
昔通っていた心療内科や内科では、「ピルはいろんなリスクがあるから飲まないほうがいいよ」と言われていたので、抵抗があったのもありますあせる
 
 

ディナゲスト(ジエノゲスト)を試す

次に通院した際には、ジエノゲストを試すことになりました。
 
「何も対策をしないと再発リスクがあるから」と言われ、ジエノゲストを半量(1mg/1日1回)で試すことに。
 
これは次回の月経後から飲み始めます。
 
「不正出血の副作用は多いけど、鬱症状の副作用はめったにないんだけどね」と言われましたえー

 
子宮内膜症の治療薬としては第一選択肢になることが多いジエノゲスト。
 
合うだろうか……。
 

薬物対処、いったいいつまで?

ピルやジエノゲストによる再発予防対策と言っても、「一体いつまで飲めばいいの?」というのが気になります。
 
閉経するまでずっと飲み続けるのか?
 
となると、あと10年以上、毎月数千円かけて、ホルモンをいじっていくのか。
 
途方に暮れます……。
 
 

子宮内膜症の手術後、再発率30%ってほんとなの?

薬物による対処をしないと30%の人が再発する……と言われていますが、インターネットで詳細を調べてみたところ、研究データ(詳細の人数や調べた期間など)が掲載されている情報はほとんど見つけられませんでした

 

手術前にも調べたのですが、そのときのデータはもうネットでは見つけられず……。

 

ただ、今回見つかったデータも、以前見つかったデータも、実施した年が10年以上前の研究で、対象人数も100人前後と少なかったです。

 

今回見つかったデータでは、「ピルを飲んだ人は再発しなかった」と書かれていましたが、そのピルを飲んだ人の数というのが6人でした。

 

一方で、薬物療法を何もしなかった人の数は124人で、そのうち再発したのが26人、再発しなかったのが98人とのこと。

 

参考元:日本医科大学付属病院女性診療科・産科(※PDFデータのためご注意ください)

 

 

「再発率30%ですよ」「薬を飲めば再発予防できますよ」と断言するには、あまりに少ない・古いデータではないでしょうか。

 

ピルの副作用に関するデータなんかも10年以上も前のものだったりして、子宮内膜症分野って発達してないのか??と思ってしまいます汗

 

 

今後の対策についてまとめ

ひとまず慎重にジエノゲストを服用してみます(いったいいつまで服用すればいいのかは置いておいて)…
 
もし薬のたぐいが一切ダメだったら、漢方、サプリメント(ピクノジェノール)、温活…とか今やっている対策を続けていくしかないかなチーン
 
ジエノゲストが体に合ったとしても、服用継続は慎重にならないとなと思っています。
 

 

 


 

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