2021年秋、子宮内膜症(左右卵巣チョコレート嚢腫7cm)の手術を行なった、30代女性のちよこと申します。
病巣のみ腹腔鏡で摘出、4泊5日の入院・手術でした。
今回は再発予防について試行錯誤していることと、「再発する」という事実が本当なのかどうかのお話です。
子宮内膜症の手術後は、ピルなどを飲むことが一般的
手術から1ヶ月後の定期検診では、再発はありませんでした。
ただ、今後薬物療法しないと再発率が30%ほどあると言われ、低用量ピルかディナゲスト(ジエノゲスト)の服用を薦められました。
でも、ヤーズフレックスはひどい副作用が起こったのでもう服用したくありません
ディナゲストは、10年ほど前ではありますが、鬱症状を起こしたので選択肢には入らず。
違う種類の低用量ピルである「ルナベル」を試すことになりました。
低用量ピル・ルナベルを試す
ディナゲスト(ジエノゲスト)を試す
薬物対処、いったいいつまで?
子宮内膜症の手術後、再発率30%ってほんとなの?
薬物による対処をしないと30%の人が再発する……と言われていますが、インターネットで詳細を調べてみたところ、研究データ(詳細の人数や調べた期間など)が掲載されている情報はほとんど見つけられませんでした。
手術前にも調べたのですが、そのときのデータはもうネットでは見つけられず……。
ただ、今回見つかったデータも、以前見つかったデータも、実施した年が10年以上前の研究で、対象人数も100人前後と少なかったです。
今回見つかったデータでは、「ピルを飲んだ人は再発しなかった」と書かれていましたが、そのピルを飲んだ人の数というのが6人でした。
一方で、薬物療法を何もしなかった人の数は124人で、そのうち再発したのが26人、再発しなかったのが98人とのこと。
参考元:日本医科大学付属病院女性診療科・産科(※PDFデータのためご注意ください)
「再発率30%ですよ」「薬を飲めば再発予防できますよ」と断言するには、あまりに少ない・古いデータではないでしょうか。
ピルの副作用に関するデータなんかも10年以上も前のものだったりして、子宮内膜症分野って発達してないのか??と思ってしまいます
今後の対策についてまとめ
このブログでは子宮内膜症の日記を中心に書いています。
メインブログでは子宮内膜症のほか、倦怠感や吐き気などの体調不良についても書いています。
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