2019年8月1日、コーカサスのジョージアはトビリシのクールなホステルの屋上ヨガでルシウスは隣のマットに居ました。

ヨガウエアもなしで、白いコットンのシャツと短パンでやってる外人いるな、ってだけの記憶。

 

でも、ルシウス曰く、この私のヨガやってる姿が気に入ったらしい。

 

 

 

 

サンセットを眺めながらのヨガセッションはクールでした。

 

 

 

その翌日あたりだったかしら、お洒落なブティックホテルに出かけてワイン飲んでいい気分で帰ってきた時に、ルシウスと廊下で会ってちょっと話したんだよね。

 

 

 

 

その日の私の格好。そしてルシウスの中にはこの私の印象が焼き付いてたわけ。

 

当時の話はこちら

   ↓

いきなり落ちてきたイタリア男

 

 

翌年の1月、彼が来日して東京で落ち合った時、第一声が「髪、短くしたんだ?」だったわ。決して嬉しそうではない声のトーンで。真顔

 

 

 

 

今回は3回目の旅デート。

 

「なに怖い顔してるんだよ。なんだ髪が更に青くなったな!俺それ好きじゃないかも」

 

名古屋駅構内の金の時計前で待ち合わせして、これから乗る電車のホームってどこかしらなんて怪訝な顔をして表示を眺めてる時にルシウスが現れ、驚いて再会のハグをした直後の言葉がこれだよ。チーン

 

「はぁ?!」と思ったけど、あえて最初の再会のことを思い出せばあの時も髪のことを言われたなと気づき、それがルシウスの馬鹿正直な無神経さだと思われ。他の部分では凄く気を遣ってるところあるんだけどね。だから彼のことは人としてはとても好きなのです。

 

 

 

 

今回も多分正味36時間くらい彼と一緒の時間を過ごしたのだけど、私たちは常によく喋ってました。

 

 

 

 

「Before Sunrise」という映画があります。

 

最初それ見た時は「起承転結もなく、ただ男女がベラベラ喋りっぱなしのウザい映画だな」っていう感想だったけど、続編が出た時に改めて観直してみたら、会話の裏が感じられて好きになりました。

 

ルシウスと私の、年に一度の旅デートを振り返ると(まるで七夕)この映画が被るのですよね。

 

アクティビティをしたり散歩したり食べたりと旅してるのには変わらないけれど、でも私たちはひっきりなしに喋っています。

 

今回は4度目の遭遇ということで、ずーっと離れててろくに連絡も取り合わないのに、会った瞬間から前回の続きが始まる感じ。

 

恋の色メガネもあせたのか、お互いの外見の欠点とか以前に増して見えるようになったのかもしれない。確実に時間は経って年取るわけだし。(私は言わないけど彼の老化にも気づいています)

 

 

 

 

確かにいきなりムカつくこと言われて、初日の夜は悶々としたのだけど、翌日下呂温泉に向かう電車の中で正直に自分の気持ちを冷静に静かな声で伝えたのでスッキリしたし、彼も聞く耳は持っていました。

 

あえて言われたくはないことを彼から言われて、その時は「なんでここで言う? わざわざそれ言う必要ある??」とモヤモヤしたけど

 

「言われたくないことでも、俺はひとつのフィードバックとして考慮するけどね」

 

と言うルシウスにも一理あります。でも、私がこだわったのはそれを言うタイミングなのよ。真顔

 

あえてその後大阪で美魔女友人にそれ話して

 

「でもさ、ずっと一緒にいて最後にそれ言われて『この人私と一緒にいる間ずっとそう思ってたんや〜』って思うのも嫌やわ」

 

と言われてめちゃ納得したわ。ニヤニヤ

 

 

 

 

ルシウスと私の考えの相違は、私の年齢の捉え方と私たちの関係性についての落とし所でした。

 

でもその「擦り合わせをする」と言うのも、人間関係を築く大切な勉強だと思わされました。

 

それについては次に書きますね。