私たちの活動②「クルージング」Part5

学員会には単に「『平成元年白門会』を作りたい！」と発起人が申し出るだけではダメなのです。年次支部に関しては「最低100名会員がいないと会として認めない」という暗黙のルールがありました。

「なあーんだ簡単じゃないか！」

「7千名もOBOGが平成元年にはいるんだろう？」

「100名OKすればいいんでしょう？」

「楽勝！楽勝！」

と思われる方も多いかもしれません。しかし実際には「難航」しました。

まず昨日送った「『平成元年白門会』を作りますよ」という手紙に対して反応があったのは僅か40名。なんと40名からしか「賛同」を得ることができなかったのです！全部で4千名に「結成したいのお知らせ」の手紙を送りましたので、率にして「1％」。僅か１％の同期からしか返事がなかったのです。これには驚きました。

しかし学員会は冷静でした。「昔は年次支部を作ると言うとすぐに同期が賛同したんだけど、年を重ねるごとに賛同者がいなくなってね」「今年（平成22年度）なんか『平成22年会を作りますよ』と問いかけても卒業生からの反応はほとんどなし」「そのため、今は入学当初から『卒業時に自動的に年次支部』に入るように規定を見直したんだ」。

これには発起人4名も唖然としました。

「もしかしたら中央大学の年次支部もきみたち『平成元年会』が、きちんと機能しているという年次支部としては最後かもしれない」「平成2年以降は……あまり期待できないね」。

私たちの卒業の時は「3万円払わないと学員会に入れてあげないぞ」と言われ、卒業前に慌てて「臨時の学員会のテント」に払いにいったものですが、今は「入学当初から年次支部会の立ち上げが確約（入学時に学員会費3万円徴収？含む？）」されていながら、活動がないと言うのは本当に驚く以外考えられませんでした。

私達発起人4名は学員会に対し「卒業時に3万円払っていないと学員会の会員になれない事項の撤廃案」を提出し、その後、受理。「3万円支払う＝学員会のメンバー」という縛りは消えました。「そもそも同期が7千人いるのに、4千人しか学員会が同期のデータを把握していないのは、卒業時に3万円払わないと学員会に入れない、と勘違いしている同期が3千名もいることにはならないのか？」と言うのが最初の疑問でした。