●うつ病は心の病気ですか?
こんにちは。伊達誠です。
「うつ病は心の病気ですか?」と聞かれたら・・・
私は、「いいえ、違います」と答えます。
うつ病は、脳の病気です。
脳内のやる気や行動力を高める、セロトニンなどの物質が、不足して起こるのがうつ病です。
セロトニンなどの不足で、症状として心が落ち込んだり、体に倦怠感などの様々な症状が、現れるのがうつ病です。
うつ病は、心が弱いのが原因で起こる病気では、決してありません。
ちなみにセロトニンは、ハッピーホルモンと呼ばれます。
このセロトニンを増やす、良い方法があります。
それは、日光を浴びることです。
日光を浴びることで、脳内でセロトニンが分泌され、うつ病治療に良い効果があります。
できれば、一日に15分~30分程度、日光浴をするのが理想です。
もっと少ない時間でも、日光浴は効果がありますから、できるだけ心がけてほしいです。
うつ病の人が、ソファーなどで横になっている時に、「またダラダラしてるのか!」などと言うのは、全くの逆効果です。
うつ病の人は、とても疲れやすいので、休息が必要なのです。
そんな時は、「後で、少し日光浴をして来たら」などと、声をかけてほしいです。