●うつ病の人がかけてほしい言葉とは?
こんにちは。伊達誠です。
今回は、うつ病の人との正しい関わり方についてです。
うつ病の人の家族や友人、恋人や同僚など。
うつ病の人の周りの方には、こう接してほしいという、ベストなパターンです。
周りの方には、是非とも理解して、実行してほしい内容です。
うつ病の人は、傍目には「サボっている」とか、「怠けている」と見えるでしょう。
でもそれは、「サボろう」とか、「怠けよう」と思っての行動ではなく、うつ病という病気の症状です。
うつ病の人は、基本的に真面目なので、むしろその逆で、サボるとか怠けるなどの発想は、持っていません。
まずは、それらは病気の症状だと理解して、受け入れることが大切です。
そして、「もし自分がうつ病になったら」と、想像してほしいのです。
うつ病になると、おっくう感にさいなまれ、憂うつ感、不安感、焦燥感に常に付きまとわれるのです。
全身倦怠感や頭痛や胃痛、目まいや立ちくらみなどの症状も出る、苦しくて辛い状態を想像してほしいのです。
うつ病は、見た目では解りづらいですが、四六時中辛いのです。
そんなうつ病の人には、「本当に辛いんだね」と、共感を示して、受け止めてあげることが、とても大切です。
うつ病の人には、「そんなに辛いのに、よく一人で頑張ったね」と声をかけることが、とても重要です。
加えて、「ゆっくり休んでね」と言ってもらえると、うつ病の人は安心して静養できます。
うつ病治療で、最も効果的なのは、静養することです。
ですが、周囲の理解の無い状態での静養では、効果がグンと下がります。
うつ病治療は、周りの人の理解が、物凄く重要なのです。