●母親が詐欺にあいました
こんにちは、伊達誠です。
その電話は、突然鳴りました。
今日、10月17日の午前11時ごろ、自宅の電話が鳴ります。
その時、自宅には、母親しかいませんでした。
電話の主は、東武デパートの船橋店の者と名乗ったそうです。
「あなたが落としたJCBカードが、悪用されています!」
電話の主は、続けます。
「ついては、日本銀行協会に連絡してください!」
この電話の内容を信じた母親は、すぐに日本銀行協会に連絡します。
連絡した母親は、銀行名と支店名を答えてしまいました。
さらに、「預金額は、いくらですか?」と聞かれて、さすがにおかしいと思いました。
そして、その電話を切り、やっと私の携帯に連絡してきました。
話の内容を一通り聞いた私は、母親に尋ねました。
「日本銀行協会の電話番号は何番?」
「ええとね、050の・・・」
「それ、詐欺だよ!」
日本銀行協会の電話番号が、050から始まる、IP電話のはずがありません。
日本銀行協会なら、東京03で始まるはずです。
私の母親は、75歳です。
普段から、詐欺の話はしています。
「怪しい電話がかかって来たら、すぐに俺に電話して」と、母親に言ってあります。
でも母親は、それが出来ませんでした。
今回は、お金を取られなくて、良かったです。
でも、詐欺集団に、銀行名と支店名を教えてしまいました。
また明日、別の詐欺集団から、電話があるかもしれません。
これから、年末にかけて、詐欺の電話が増えるでしょう。
皆さんも、どうか気をつけてください。
どうしても心配な方は、自宅の電話を解約したほうが、良いと思います。