●精神病院の中にある「独房」について
こんにちは、伊達誠です。
暑かった5月が終わり、6月を迎えましたが、今日も暑かったですね。
しかも、じとじとした暑さでした。
これから間もなく梅雨を迎え、そして暑い夏がやって来ます。
皆さん、何とか頑張って、過ごしづらい季節を乗り切りましょう。
さて今回は、精神病院の中にある独房についての話です。
私が2回入院した精神病院には、独房と呼ばれる隠し部屋のような個室がありました。
その独房には、そう状態で暴れる恐れがある人や、病院の職員に反抗的な人が入れられます。
以下は、実際に独房に入っていた人から聞いた実話です。
独房には、ベットがあります。
患者はそのベットに、なんと両手と両足をひもで縛り付けられて、一日中過ごします。
想像してみてください。
手足の自由を奪われて、24時間を過ごすのです。
完全に非人道的な扱いです。
独房に入ると、全ての自由が奪われます。
例えば、トイレに行く自由をも奪われるのです。
尿意をもよおしたら、ベットに縛り付けられたまま、尿びんに尿をさせられます。
大きい方をする時も、ベットに縛り付けられたままでしなくてはなりません。
もちろん看護師が下の世話をするのですが、とにかく患者は、一日中ベットに縛り付けられたままなのです。
長い人になると、1ヶ月も独房に入れられます。
独房の患者は、だんだん弱っていって、精神的には落ち着きます。
そして主治医がよしと判断すれば、一般病棟に戻れるのです。
皆さん、これが精神病院の現実です。
もちろん、全ての精神病院に独房があるわけではありません。
でもこんな治療が、平成のこの世に行われているのです。
治療ではなくて、完全に拷問ですね。
日本に住んでいる人には、基本的人権が認めらているはずです。
でも精神病院の独房には、人権がありません。