今日は、ふと頭に浮かんだストーリーをお贈りします♡
*【妄想Zone】は、毎回読み切りの超短編小説です。
「もし、こんなドラマをSexy Zoneのメンバーが演じたら?」なんて思いながら書いてます♪
(設定)
・ミヤビと菊池風磨はクラスメイトで『友達』。
・2人は放課後、カフェに寄り道をしている。
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【放課後】
「私さ、昨日…『付き合ってほしい』って言われちゃった。」
私としては大事件のつもりだったのに、風磨は『モノ好きな奴がいるね~』と、気のない返事をしただけだった。
(風磨にとっては、どうでもいいことなのかな…)
私が 内心ガッカリしていると、風磨は窓の外を見たままボソッと言った。
「…で、誰?その『モノ好き』って」
「え…?あ~、うちのクラスの中島くん。」
「…!?」
中島くん…というのは予想外だったらしく、風磨は反射的に私を見ると、目を見開いたまま固まった。
無理もない。
あの『中島くん』が、私のことを選ぶなんて、風磨じゃなくても驚きだ。
「風磨はどう思う?」
「どうって…、相手が中島なら、悩むことなくね?」
「そうじゃなくて…、私に彼氏が出来たら、風磨は寂しいんじゃないかな~?って思って…」
「なに?俺に止めてほしいわけ?」
「……」
図星をつかれた私は、言葉に詰まってしまった。
「おまえ、俺のこと好きなんでしょ?」
風磨は、私の隙を見逃さず、すかさず攻めてきた。
「は…?なに言ってんの?」
私は必死に応戦したけれど、きっと私の気持ちはバレバレだ。
「俺は好きだよ、ミヤビのこと…」
風磨は、驚くくらい優しい声で言うと、私の頬を両手でそっと包んだ。
その瞬間、私の背中に甘い電流が流れ、気づいたら「私も…」と返事をしていた。
「今度、デートしよっか?」
風磨のその言葉に、私はコクンと頷いた。
「あっ!でも、どうしよう…。」
すっかり忘れかけていた中島くんのことが、私の頭をよぎった。
「中島には、俺が話しておくから…」
まるで私の心を読んだかのようなタイミングで、風磨は言った。
「でも…」
「いいから」
風磨は、私の言葉を遮った。
「ミヤビは、俺のことだけ考えてればいーの」
風磨はそう言うと、手にしたパンケーキを私の口に突っ込んだ。
(fin.)
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以上です。
中島くん…、ごめんね~
私にしては珍しく、風磨くんの物語が頭に浮かびました♪
な~んて、実は『SZ 003』のセリフからイメージを膨らませただけですが…(笑)
(*『SZ 003』については、こちらをご覧ください→ ★)
この物語の中で、風磨にとって「中島くん」は、一目おく存在。
でも、ミヤビの心が自分にあると知ったら、風磨は引くわけがない。
中島はスゴい奴だけど、自分はミヤビを幸せにする自信がある。
そんな風磨が、「中島くん」にどうやって話をつけるのか?
それは、みなさまのご想像にお任せします♪
(お約束の丸投げ(笑))
PS.登場すらしてないのに、いつの間にかフラれてしまった「中島くん」を誰か慰めてあげてください(^з^)-☆