春休みは忙しいんだからさあ。 | 中学理科教師のつぶやき

中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

春休みは、忙しいねえ。
 
夏休みも冬休みも
最近の中学校では
毎日生徒が学校にやってくる。
 
長期休業中というのは
生徒にとっては授業のない骨休めの時間帯。
 
だったよね。昔は。
 
教師にとっては
授業のあるときにはできない仕事
片付けだったり
計画の見直しだったり
新学期の準備や
自分のスキルを高めるための時間帯。
 
だったはず。昔は。
 
いつの間にやら
生徒は一年中学校にいるようになってしまった。
 
いっそのこと
家に帰らずに
みんなで学校に住んだ方が
良いんじゃ無いかと。
 
春休みはどうなのかというと
やっぱり、毎日来ていますなあ。
 
春休みは、新年度の準備で
猛烈に忙しいはずなんですけどね。
 
職員スタッフも
転出、転入の方々は
実質いないのと同じですから
 
足りない手で
新年度の重要なところを
準備しなくちゃいけないのです。
 
それなのに
ああ、それなのに
それなのに。
 
誰が、こんなふうにしたのでしょうか?
 
はい、自分たちでやっております。
自分たちで生徒が毎日登校するような
指導の計画を立てているのです。
 
学力の向上のため
体力の向上のため
手を抜かないで、指導を続けるために。
 
成果とか結果とかはどうでも良いんです。
過程が大切なんです。
 
これだけ私たちはやりましたよ。
 
という過程の実績が欲しいのです。
責められるかもしれないと心配なもんですから。
 
まだやり足りないんじゃないかと
不安になるもんですから。
 
 
あーあ。
 
頭が良いんだか、悪いんだか。
責任感があるんだか、無いんだか。
真面目なんだか、ふざけているんだか。
 
こうやって追い詰められたような状況で
てきぱきと事務や作業を進めていければ良いのですが
そこまで、みんながみんな有能なわけではない。
 
できない人を責める気は無いが
やりたくないからと
しらばっくれて責任をなすりつけたり
サボってやらないで済まそうとするのは
許さんよ。
 
学校の先生なんだからちゃんとやっぺしよ!
 
でけえ声を3回くらいあげてしまったよ。
ホントにもう。

なはは、また嫌がられるな。